観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハシビロガモの群れが入って来ました。

2015-10-15 16:28:13 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  7時06分 潮位249cm

今日の干潮時間 13時00分 潮位 83cm

 秋のシギ・チドリの渡りが終盤になって数が少なくなった代わりに、冬鳥が目立ってきました。先週の月曜日には一時的に移動途中のマガンが飛来したり、カモの仲間が毎日増えていきます。

今日はハシビロガモが100羽以上飛来し干潟で休息していました。秋と春の渡りの時期に多くなるカモで、本来は淡水域に生息して藤前干潟周辺の水を張った田んぼや池で冬期に見ることが多いカモです。

今日観察出来た主な野鳥 カワウ835、ダイサギ12、コサギ2、アオサギ21、マガモ89、カルガモ68、コガモ982、ヒドリガモ29、オナガガモ351、ハシビロガモ104、ホシハジロ41、キンクロハジロ89、スズガモ206、ミサゴ33、トビ1、シロチドリ3、ダイゼン3、ハマシギ8、アオアシシギ12、オオソリハシシギ14、セグロカモメ7、オオセグロカモメ1、ウミネコ20

明日の満潮時間  7時40分 潮位244cm

明日の干潮時間 13時28分 潮位 92cm

 

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もうすぐ写真展作品募集の締め切りです。

2015-10-10 20:49:42 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 10時25分 潮位 76cm

今日の満潮時間 16時41分 潮位235cm

晴れの日になると思っていたのに、朝から曇ってはっきりしない日。
今日も6時過ぎから8時ごろまで潮の引き始めた干潟を覗いてきました。

庄内川の左岸、東側にあたる稲永公園からは何度も引き返しながらヒヨドリの群れが西にわたっていきます。

カモたちも干潟で休んでいたのに、群れ全体が突然水面に移動することがあります。

そうした時は上空に猛禽類が現れる事が多く上空を探しますが、カモ達のようには簡単に見つける事ができません。

コガモが水面に逃げてくれたので、さっきまで気づかなかったオオソリハシシギが1羽干潟に取り残されてしまいました。

今回は上流からカモやアオアシシギが逃げてきたので、上流を探していると葦原擦れ擦れに飛んできたのはチュウヒの♀です。
最近は近隣で繁殖していることもあって一年中見る機会が増えましたが、本来は冬鳥です。この個体は先週から見かけることが多くなりました。

チュウヒが飛んでくれたお陰で、上流にいたアオアシシギも近くで見る事が出来ました。

もう一度、コガモの群れが逃げ始めると、西からハヤブサが逃げ遅れたコガモに向かって行きました。ぎりぎりで逃げる事ができたようです。

ハヤブサが飛び去った後直ぐにオオソリハシシギが4羽干潟に飛んできました。

木曜日の観察館日記でほとんどのシギ・チドリが藤前干潟から抜けたようだと報告しましたが、今日は少し数種類が復活したようで、ダイゼン12、シロチドリ34、イソシギ2、アオアシシギ27、オオソリハシシギ7が観察できました。

明日も干潮時間が午前中で観察に適した日になります。春から夏の大潮と違って、最大干潮時間になっても潮位が高いため、干潟が小さく鳥たちが散ることなく長い時間観察できます。

現在、今年の探鳥週間に行っている、写真展の作品を現在募集しています。

もうすぐ締め切りになりますが、「みんなに魅せたい藤前干潟」の作品が少ないようです。作品展示日の16日金曜日ぎりぎりまでお持ちしますので、是非ご参加ください。締め切り後の作品提出のさいには、事前に野鳥観察館へ連絡ください。

今回のテーマは「狩りをする鳥たち」と11月18日に藤前干潟がラムサール条約登録湿地に決まった藤前干潟の日に合わせて「みんなに魅せたい藤前干潟」のテーマで行います。
「狩りをする鳥達」は国内で撮影された、生態系の頂点である猛禽類をテーマに募集します。
また「みんなに魅せたい藤前干潟」は、皆さんだけが知っている藤前干潟の魅力を写真を通して紹介していただけるような写真をお願いします。撮影対象は風景・生き物等幅広く募集します。

 応募用紙は野鳥観察館に設置の他、明日中に野鳥観察館HPからもダウンロードが出来ます。
写真展作品募集チラシpdf直接リンク http://www.inae-bird-watching-place.org/2015photo_ta.pdf

明日の干潮時間 11時00分 潮位 72cm

明日の満潮時間 17時07分 潮位242cm

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多くのシギ・チドリが藤前干潟から抜けました。

2015-10-08 22:01:11 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  8時55分 潮位 91cm

今日の満潮時間 15時40分 潮位215cm

晴天が1週間近く続き、先週の週末には多く観察出来たダイゼンやオグロシギなどのシギチドリが週の初めから次々と藤前干潟から抜けていき、今日のシギ・チドリはシロチドリとアオアシシギしか観察出来ませんでした。冬鳥のカモ類はコガモが1000羽を越え、オナガガモも500羽を越えてきました。

秋のシギ・チドリの渡りはピークを終えて、この先再び種類や数を増やすことがあっても、先週までの数を超えることは無いと思います。

今後は、冬鳥のカモ達が次々と到着し数を増やしてきます。シギ・チドリは越冬組のダイゼン・ハマシギ・ダイシャクシギ待ちとなります。

今日観察出来た主な野鳥 カワウ3652、ダイサギ14、コサギ2、アオサギ28、マガモ60、カルガモ211、コガモ1121、ヒドリガモ33、オナガガモ535、ホシハジロ5、キンクロハジロ1、スズガモ32、ミサゴ27、トビ1、ノスリ1、ハマシギ2、アオアシシギ3、ユリカモメ2、セグロカモメ7、オオセグロカモメ2、ウミネコ64、ハクセキレイ1

今週末は中潮から大潮に当たるため、午前中は干潟の野鳥の観察に適した3日間になります。
シギ・チドリは少なくなったけど、カモ達は数を増やしています。今週末にはミサゴも30羽を越えて来るはずです。

現在、今年の探鳥週間に行っている、写真展の作品を現在募集しています。

今回のテーマは「狩りをする鳥たち」と11月18日に藤前干潟がラムサール条約登録湿地に決まった藤前干潟の日に合わせて「みんなに魅せたい藤前干潟」のテーマで行います。
「狩りをする鳥達」は国内で撮影された、生態系の頂点である猛禽類をテーマに募集します。
また「みんなに魅せたい藤前干潟」は、皆さんだけが知っている藤前干潟の魅力を写真を通して紹介していただけるような写真をお願いします。撮影対象は風景・生き物等幅広く募集します。

 応募用紙は野鳥観察館に設置の他、明日中に野鳥観察館HPからもダウンロードが出来ます。
写真展作品募集チラシpdf直接リンク http://www.inae-bird-watching-place.org/2015photo_ta.pdf

明日の干潮時間  9時44分 潮位 83cm

明日の満潮時間 16時12分 潮位226cm

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ヒヨドリの渡り

2015-10-03 10:38:25 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  9時29分 潮位226cm

今日の干潮時間 14時59分 潮位126cm

今日は昨日のような強風も無く、無風の晴天になりました。

先週から少しずつ始まっていたヒヨドリの渡りは、早朝から50~100羽程の群れが鳴き交わしながら、稲永公園の松林から飛び出し庄内川を西に渡っていきました。

早朝の2時間だけでも500羽以上の群れが西に渡って行きました。

内陸のタカの渡りも終盤になって、今頃は太平洋沿いのタカの渡りがピークを迎え、きっと今日は伊良湖岬には多くの人が集まっていることでしょう。
そして今日の藤前干潟のヒヨドリの群れより、もっと大きなヒヨドリの群れが伊勢湾を超えて渡っています。

伊良湖のヒヨドリ達もハヤブサやタカなどに怯えながら渡っていきますが、今日の藤前干潟もハヤブサやチョウゲンボウ・オオタカが現れ、怯えて再び戻ってくる群れも多く、しばらくすると、もっと大きなヒヨドリの群れとなって庄内川を越えて三重方面に移動していきました。

藤前干潟ではヒヨドリの渡りは11月過ぎまで観察出来ます。

ただ襲う方の猛禽もヒヨドリに近づく前にカラスに発見されて逆に追われる方が多く、今日もヒヨドリの群れの飛び出しと同時に現れたオオタカの幼鳥もハシブトガラスに追われ逃げていきました。

今日観察出来た主な野鳥 カワウ3370、ダイサギ16、コサギ5、カラシラサギ1、アオサギ36、マガモ83、カルガモ151、コガモ609、ヒドリガモ13、オナガガモ410、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ21、ミサゴ23、トビ1、オオタカ1、チュウヒ1、ハヤブサ1、シロチドリ8、ダイゼン36、ケリ2、コオバシギ2、オバシギ9、コアオアシシギ8、アオアシシギ4、イソシギ3、ソリハシシギ7、オグロシギ22、オオソリハシシギ7、チュウシャクシギ2、セグロカモメ2、オオセグロカモメ2、ウミネコ81、ヒヨドリ500+

※干潮時間が午後過ぎで、正確なカウントが出来ず、少し数が少なめです。
今日は久しぶりにアシ原でチュウヒが観察できた他、午後からミサゴの数も増えてきて23羽になりました。
カモ類もコガモ・オナガガモに次いでヒドリガモの群れが飛来しました。

現在、今年の探鳥週間に行っている、写真展の作品を現在募集しています。

今回のテーマは「狩りをする鳥たち」と11月18日に藤前干潟がラムサール条約登録湿地に決まった藤前干潟の日に合わせて「みんなに魅せたい藤前干潟」のテーマで行います。
「狩りをする鳥達」は国内で撮影された、生態系の頂点である猛禽類をテーマに募集します。
また「みんなに魅せたい藤前干潟」は、皆さんだけが知っている藤前干潟の魅力を写真を通して紹介していただけるような写真をお願いします。撮影対象は風景・生き物等幅広く募集します。

 応募用紙は野鳥観察館に設置の他、明日中に野鳥観察館HPからもダウンロードが出来ます。
写真展作品募集チラシpdf直接リンク http://www.inae-bird-watching-place.org/2015photo_ta.pdf

明日の満潮時間 10時26分 潮位208cm

明日の干潮時間 15時45分 潮位144cm

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強風の一日

2015-10-02 17:05:25 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  8時41分 潮位246cm

今日の干潮時間 14時23分 潮位105cm

今日は昨日の雨の天気とは違い晴れの日でしたが、強い風が吹く一日でした。
干潮時間も午後になり逆光での観察になり、強風と合わせて辛い日でした。

12時ごろから干潟が姿を見せ始めましたが、昨日ほど鳥達は集まらず少し寂しい干潟でした。
おまけに逆光の中での撮影、個人的には大変苦手です。
せっかくの偵察専用レンズのデビューの日なのに、強風でのブレと逆光・・・・
色が無くても明け方や曇りの日の方が好きです。

の稲永スポーツセンターの屋根越しに飛ぶ、白いサギの写真 ・ ・ ・

本当は永徳スリップ付近にいたカラシラサギです。
15時過ぎ、強風の中で飛び上がると車道のガードレールまで飛ばされて、稲永スポーツセンターの屋根付近で必死になって庄内川の干潟に戻っていきました。

そのまま左岸に降りたようで、観察館からプロミナーで見続けることが出来ました。

その後、たまたま居たカメラマンの前にカラシラサギが降り立ちましたが、その場にいた100-400持ったカメラマンさん、大きく撮ることができましたか?
アオアシシギの横にいた白いサギがカラシラです!

気付いて無くても、アオアシシギの横に、きっと写ってる筈です。
PCで確認してみてください!

現在、今年の探鳥週間に行っている、写真展の作品を現在募集しています。

今回のテーマは「狩りをする鳥たち」と11月18日に藤前干潟がラムサール条約登録湿地に決まった藤前干潟の日に合わせて「みんなに魅せたい藤前干潟」のテーマで行います。
「狩りをする鳥達」は国内で撮影された、生態系の頂点である猛禽類をテーマに募集します。
また「みんなに魅せたい藤前干潟」は、皆さんだけが知っている藤前干潟の魅力を写真を通して紹介していただけるような写真をお願いします。撮影対象は風景・生き物等幅広く募集します。

 「狩りをする鳥たち」は少しづつ作品が集まってきていますが、 「みんなに魅せたい藤前干潟」の作品はまだ少な目です。できれば2タイトルともエントリーしていただくと嬉しいですm(_)m

 申込用紙は野鳥観察館に設置の他、明日中に野鳥観察館HPからもダウンロードが出来ます。
写真展作品募集チラシpdf直接リンク http://www.inae-bird-watching-place.org/2015photo_ta.pdf

 

明日は逆光になりますが、12時過ぎには干潟が出始めると思います。

明日の満潮時間  9時29分 潮位226cm

明日の干潮時間 14時59分 潮位126cm

 

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