観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カラスにご注意ください。

2024-06-07 18:59:55 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の潮時間12時25分 潮位 19cm

今日の満潮時間19時07分 潮位251cm

 

今日はお天気が良く、気温が上がりました。

野鳥観察館前の水たまりには、スズメやシジュウカラ、ヒヨドリなどが次々とやってきていました。

野鳥だけではなく、こんなお客さんも来て水を飲んでいたようです。

 

また、2日前(6月5日)より野鳥観察館周辺はハシボソガラスの鳴き声で騒々しいです。

子ガラスが木から地面に落ちてしまったようで、人間や他のカラスが子ガラスに近づいたりすると親ガラスが大きな声で鳴いています。

また、子ガラスから人間の気をそらすためなのか、親ガラスが松の枝を盛んに叩いており、枝が上から落ちてくることがあるので、ご注意ください。

子ガラスは特にケガなどはしていないようですので、親ガラスや子ガラスを刺激しすぎないよう、見守っていただければと思います。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ460、ササゴイ3、ダイサギ4、コサギ1、アオサギ20、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ5、カルガモ12、ホシハジロ2、スズガモ7、ミサゴ7、トビ1、コチドリ2、ダイゼン1、アオアシシギ2、ソリハシシギ4、コアジサシ41、ウミネコ1

キジバト、カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ドバト

 

明日の満潮時間 6時09分 潮位239cm

明日の干潮時間13時06分 潮位 24cm

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夏鳥たち

2024-06-06 23:57:46 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の潮時間11時42分 潮位 21cm

今日の満潮時間18時23分 潮位253cm

 

6月に入り、野鳥の種類も数も少なくなりましたが、クロツラヘラサギとヘラサギは相変わらず姿を見せてくれています。

今日は昼間の干潟が広がっている時間はどこにいるかわかりませんでしたが、夕方近く、干潟が小さくなってくると野鳥観察館から見える場所に現れました(撮影は6月1日)。

また、雛を連れたカルガモが6月4日に確認されています。

親ガモにぴったりとくっついている様子が微笑ましいです。

そして、護岸には魚を鋭い目つきで狙うササゴイがここ最近は毎日観察されています(撮影は6月3日)。

ヨシ原にはオオヨシキリのさえずりも響いています。

 

カルガモの雛、ササゴイ、オオヨシキリ、そしてコアジサシは藤前干潟の夏を象徴する野鳥です。

これらの夏鳥の総数は他の季節の渡り鳥の総数と比べてさほど多くはないですが、子育てに訪れている野鳥です。

ぜひ、その姿も見にきていただきたいと思っています。

 

明後日行う渡り鳥調査隊はまだまだ参加者募集中です。

★6月8日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館

 

※今日のブログに掲載したカルガモとササゴイの写真は来館者の方から提供いただきました。

 

昨日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ240、ササゴイ1、ダイサギ13、アオサギ23、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ3、カルガモ7、ホシハジロ3、スズガモ8、ミサゴ5、アオアシシギ3、コアジサシ68

カワラヒワ、スズメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ169、ササゴイ2、ダイサギ33、アオサギ16、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ2、カルガモ2、オナガガモ2、ホシハジロ2、スズガモ10、ミサゴ7、コチドリ2、ダイゼン1、アオアシシギ1、チュウシャクシギ2、コアジサシ30

カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

 

明日の潮時間12時25分 潮位 19cm

明日の満潮時間19時07分 潮位251cm

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コアジサシのクッキーが!

2024-06-04 22:20:01 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の潮時間10時12分 潮位 43cm

今日の満潮時間16時45分 潮位241cm

 

今日も藤前干潟を飛んでいたコアジサシ。

中には干潟でカップリングしていそうなコアジサシたちもまだいました。

(※上のコアジサシの写真は全て6月3日撮影)

 

コアジサシは、毎春、4月後半から5月にかけて藤前干潟にやってきて、夏の間に藤前干潟の近くにある空き地(白っぽい砂利のあるような平らな地面)に巣を作り、子育てをして命をつないできた野鳥です。

しかし、営巣地となるような適した場所が少なくなり、数が大きく減少。

かつては春になれば当たり前のように見られた野鳥でしたが、このままでは見られなくなるのではないかと心配されています。

 

そんなコアジサシのことを知った「いきものクッキー専門店 kurimaro collection(クリマロコレクション)」の栗田こずえさんが、この度、コアジサシのことをもっと知ってもらうためのコアジサシクッキーを製作されました。

とってもかわいいコアジサシと、そのコアジサシが営巣する砂利地をクッキーで表現されています(その名もコアジサシの子育てクッキー(卵と砂利つき))。

このクッキーの詳細はクリマロさんのプレスリリースをご覧ください。

 

また、昨日、このコアジサシクッキーの製作過程が放送されました。実際にコアジサシを藤前干潟で観察して製作されています。

 

このコアジサシの子育てクッキーは現在、野鳥観察館でも販売しています。

コアジサシが飛んでいる様子をぜひ藤前干潟に見にきて、このかわいいコアジサシクッキーも見ていただきたいと思っています。

 

 

6月1日に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ531、ダイサギ21、アオサギ14、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ1、カルガモ4、オナガガモ10、オカヨシガモ1、ホシハジロ3、スズガモ4、ミサゴ6、ダイゼン4、イソシギ1、コアジサシ27

 

6月2日に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ6、カワウ244、ササゴイ2、ダイサギ13、コサギ5、アオサギ15、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ2、カルガモ9、ヒドリガモ1、オナガガモ2、ホシハジロ2、キンクロハジロ2、スズガモ14、ミサゴ3、トビ1、ダイゼン4、キアシシギ1、イソシギ1、ソリハシシギ4、コアジサシ37

カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ4、カワウ349、ササゴイ2、ダイサギ21、コサギ1、アオサギ19、クロツラヘラサギ2、マガモ4、カルガモ8、オナガガモ1、ホシハジロ2、スズガモ8、ミサゴ3、ダイゼン3、ソリハシシギ1、チュウシャクシギ4、コアジサシ133

シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツバメ、コゲラ、ハシボソガラス

 

明日の潮時間10時57分 潮位 29cm

明日の満潮時間17時36分 潮位249cm

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