定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

銃 村上虹郎

2018年11月19日 18時48分12秒 | 日記

広瀬アリスの演技がNGだと言うわけではない。
主演・村上虹郎、両目の間隔が広い岡山天音、
主役の実父・村上 淳、もはやキャッチコピー不要のリリー・フランキー出演。以上のラインに、広瀬アリスはそぐわないということです。

全編がモノクロ、ラストの目を覆うしかないシーンのみが天然色である。
この作品のカラーで言えば、根アカ気質の広瀬アリスではなく、最右翼は門脇 麦、次に石橋静河、ギリギリで松岡茉優あたりに役をふって欲しかった。

ラストの村上 淳、シリアスでもなく、『ブランク13』で演じたおバカさんでもなく、役者魂を感じさせる弾けッぷりであった。
映画デビュー以来、4年ぶりに村上虹郎を見たが、オトナの男になっていること言うに及ばず、茫洋と青春の蹉跌を表現する演技力、蛙の子は蛙と言わざるをえない。
(本作にベストマッチの池袋・シネマロサで昨夜鑑賞)

最後 泣いた。

2018年11月18日 15時22分54秒 | 日記

大阪在の友達が観るというので、鑑賞予定にはなかったが。
末広亭の通りのタイ料理屋台で、カオマンガイを食べてから、新宿ピカデリーはやはり11階。

主人公は定年退職のその日まで、謹厳実直に働いた鉛筆会社のサラリーマン。妻は18年前に亡くしている。定年の翌日からすることがないので、地域のラジオ体操会に参加しながら、便利屋に籍を置いている。

ラジオ体操会に参加する人たちの、人間模様が描かれる。人が3人以上集まれば、複数の派閥が生まれます。便利屋では後に娘のカレシと判明する男と同僚になる。

草刈正雄、若い時はイケメンが先に立ち、演技力が霞んでいたが、老年にさしかかった男の悲哀と、真面目ゆえに融通が効かない男を、切なく演じている。

娘(木村文乃)のカレシ役の渡辺大知(黒猫チェルシー)が、今作でもいい味を出す。
この作品のラストは予定調和で終わるのだが、教訓としては、男の虚勢は決していい結果を招かないぞ!ということ。

娘のささやかな結婚パーティーでの父の挨拶。決して噛み合わなかった娘に贈ることばに、泣けてしまった。

足かけ4ヶ月〜自業自得

2018年11月17日 11時23分16秒 | 日記

6月の職場の健康診断の結果を翌月に貰い、労災保険認定病院で、2次検診を受けるよう指示があった。

8月の休暇に、かかりつけの医者から紹介の病院に行き、ひと通り検査を終わった(かに思われた)。
結果、指定の検査項目にかすりもしなかったことが判明、8月の検査は実費扱いとなる。
ケチがついたので、別の認定病院に鞍替えした。

ベテラン医師、看護師、医療事務職員、3拍子揃ったよい病院!とシロウト目には映ったが。
検査項目漏れの連続で、呼び出されること複数回。クライマックスは、採尿済の検尿カップを
誤まって廃棄するという事件まで。
看護師2名に平謝りされたが、直ぐには出ませーん。

足かけ4ヶ月、2つの病院に都合6回行き、今朝2次検診完了(したことを願う)。
これも全ては、日頃の不摂生の帰結である、と思いつつ、ホームパイの耳にむしゃぶりついている懲りないオヤジである。

カンニング大作戦

2018年11月15日 22時25分01秒 | 日記

カンニングがテーマ作からなのか、写真が曲がって撮れた。

洗練された映像のタイ映画。
悪知恵の権化の如き、天才女子高校生を演じるのはチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。
絶対に覚えられないので、公式サイトからコピペしました。
9頭身のモデル。富永愛に似ている。作品の中でも、モデル歩きなので、カンニングの元締めであるのに、オシャレ感が前面にでている。

ピアノが得意なヒロインは、
マークシートの選択肢の解答を、友達に伝えるため暗記する際、ABCDそれぞれを音符に置き換え、メロディにして覚えたりする。
この作品では、組織的なカンニングがタイとオーストラリアをまたいで行われるゆえ、そこには当然スマホが介在する。しかし、実際の元ネタづくりは時代が移れど、アナログ作業の連続である。

天才肌の悪の権化が改心して、教育者の道を選び、一方で正直者の秀才が、悪の道でしか生きられない境遇になる皮肉そのものな結末。
(ネタバレ御免)

つかず離れず

2018年11月14日 21時35分58秒 | 日記

飼い猫との同居も8年が経過。
息子の運転で西川口駅に行き、引き取った時は、手のひらに乗るサイズだった。

何度も書くが、雨の日は外に居る。今夜のような三日月が綺麗な日は、玄関の鍵を開けると、2階の階段から降りて来るのだ。

猛烈にすり寄って来るのは、空腹の時だけ。
写真は満腹の図。僕が起居している部屋の外の廊下。微妙な距離感70㎝。それ以上は近寄って来ない。

息子がこの猫を、大事に大事に育てたから、都内で暮らす息子がたまに帰宅すると、仰向けになって喜んでから、息子の膝の上に行く。

家での寝起きは、カラになった息子の部屋。息子の部屋は2階にある。