落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

チキンラーメン

2007年01月06日 | 日常・身辺
 即席麺の元祖、安藤百福さんが亡くなられた。
日清食品創業者の安藤百福氏が死去 「即席めん」生みの親 (2007/01/06 01:06)産経
 即席めん(インスタントラーメン)の生みの親として知られ、日清食品創業者会長の安藤百福(あんどう・ももふく)氏が5日、急性心筋梗塞(こうそく)のため大阪府池田市の病院で死去した。96歳。通夜・告別式は近親者のみで営む予定。社葬の日程は未定。喪主は妻、仁子(まさこ)さん。
 戦前、故郷の台湾から大阪に出て繊維問屋を営んだが、敗戦で無一文に。戦後の闇市で屋台に群がる人々を見て食品事業を志し、昭和33年、世界初の即席めん「チキンラーメン」を世に送り出した。これが大ヒットして“ラーメン文化”の基礎を築いた。46年には「カップヌードル」、その後インスタントの焼きそば、うどんなどを相次ぎ発売。即席めんを「国民食」に定着させた。
 60年に二男の宏基氏にバトンタッチし、会長に。その後長期にわたり増収増益を記録、日清食品を無借金経営の優良企業に育て上げた。昭和39年から平成元年まで日本即席食品工業協会理事長。58年紺綬褒章を受章。

 「昭和33年(1958年)8月25日に販売開始。これを記念して8月25日は『チキンラーメン誕生の日』とされている。チキンラーメンの発売により、それまでの「支那そば」「中華そば」にかわり、「ラーメン」という呼び名が全国的に広まった。」(Wikipedia)

 チキンラーメンのデザインは今も変わらずスーパーに並んでおり、50年近くのロングセラーだ。その後各社から発売され食文化の一分野を形成し、宇宙食にもなるぐらいだ。日清食品が無借金経営というのもすごいことだ。

 自分の昼食も、便利な即席麺を利用することが多い。栄養が偏らないよう野菜を追加し、粉末スープは塩分を加減して2/3程度にしている。