落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

懐かしの映画

2007年07月01日 | 日常・身辺
 梅雨空が続きだんだん憂鬱になる。何をするにも根気がなく、こうも気候に影響される自分がなさけない。
 久しぶりにDVDの懐かしの映画を観て過ごした。

 「誰がために鐘は鳴る」
 原作:アーネスト・ヘミングウェイ
 主演:ゲーリー・クーパー イングリッド・バーグマン
 監督:サム・ウッド 音楽:ヴィクター・ヤング
 制作:1943年 カラー米映画

 スペイン動乱中の悲恋物語で、ロシア・コミンテルンやドイツ、イタリア、米国が動乱の背景に介在している。
 昭和18年大東亜戦争中に米映画界はこんな作品を作っていたのだ。しかも3年を費やして制作したとある。
 若い頃リバイバル上映を劇場で観たが、ストーリーも殆ど忘れていた。今回じっくりと観てサスペンス場面や戦闘場面、ゲリラ・メンバーの人物描写など面白かった。可憐なマリアが一途にロベルト(クーパー)を慕うバーグマンの演技が魅力的。クーパーもいつもながらかっこいいのだ。