月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。
片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。
第一段階:“手袋の材質”によって分ける。
第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。
第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。
今日から最終第三段階。
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第三段階の“状況や場所による分類”。これで片手袋の分類が確定する。
片手袋は基本的にまちのいたるところに落ちているのだが、落ちている場所に偏りもある。何故か片手袋が落ちやすい場所、状況というのがあるのだ。前回、第二段階で“放置型”と“介入型”に分けたが、両者にそういった場所や状況は存在する。
まあ、説明するより実例を挙げていった方が早いので、今回から毎回一つずつ最終的な分類名と共に紹介していく事にしよう。
※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。
・○○類放置型路肩系片手袋
(※2015年現在、この路肩系と堂々系をまとめて「道路系」という種類に統一しました。)
道路を走っているトラックから落ちてしまったような片手袋が、風に吹かれたり車に轢かれたりするうちに、路肩に辿り着き定着したと思われる。
車道だけでなく、歩道の隅っこに落ちているものも便宜上含むので、ファッション類が全く無い訳ではないが、やはり軍手類やゴム手袋類などが多い。
あまりに多いので研究を重ねていくと。正直見付けても感動は薄いが、年間通じて観察出来るので、やはり片手袋研究には欠かせない。
このタイプの片手袋を写真に撮ろうと道路に少し出た場合、勘違いしてタクシーが止まってしまう事があるので迷惑を掛けないよう注意が必要である。
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こんな感じで、毎週月曜日にご紹介していきます!