月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。
片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。
第一段階:“手袋の材質”によって分ける。
第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。
第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。
先週から表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。
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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。
・○○類放置型かご系片手袋
自転車などのかごに入っている片手袋。
これは正直に言って、放置型の片手袋に分類して良いものか悩ましいタイプである。
かごに入っている片手袋が多い。この事は事実だ。問題は何故片手袋がかごに入っているのか?という事だ。思いつくままに書いてみよう。
①持ち主が意識的か無意識的か、自転車やバイクを止めて用を足しに行く際、かごに片方だけ手袋を置いていった為。
この場合、暫くして持ち主が戻ってくれば再び揃いの手袋になるので、“一時的片手袋”と呼ぶ事も出来る。
②自転車やバイクのかごに、「何年も入れっぱなしなんだろうな~」という状態の汚い雑巾が入っているのを見た事はないだろうか?
あれと同じで、何らかの理由で手袋を片方失くした持ち主が、残ったもう片方の手袋をかごに入れたまま何年も放置している、という可能性。
③片手袋を拾った人が、傍にとめてあった自転車やバイクのかごに放り投げた。
個人的には③の可能性は薄いと思う。わざわざ片手袋を拾ってあげるような人が、面倒臭いからといって、かごに放り投げるだろうか?
だとすると①か②だが、残念ながら結論は今の所出せないでいる。
意識的か無意識的か。いずれにせよ第三者が介入していない為、便宜上、かごに入っている片手袋はやはり『放置型』に分類する。