昨年の十月から毎週月曜日、僕の八年に及ぶ片手袋ライフで気付いた事の研究発表を続けてきた。片手袋の分類法の説明が全て終わった事で、研究発表も一応一段落だ。
特に片手袋の分類法に関しては毎回一種類づつしか紹介出来ない上に、長期間にわたってしまったので少々分かりづらかったと思う。今日は一度分類法を総括してみる。
まずは分類法の全体的な流れを表わした図をご覧ください。
そして以下から細かい具体例。
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まずは片手袋の材質によって分類する。
③ゴム手袋類
④ガテン類(軍手でもゴム手でもないゴツイ作業用手袋)
⑤ディスポーザル類(飲食や医療用の薄いゴム手袋)
第二段階:過程による分類法(記事→①)
第二段階では片手袋が“どういった過程を経てそこにあるのか”で分類する。
具体的には、誰かが落としてそのままの状態“放置型”と…
落ちている片手袋を拾った人が見付けやすいよう目立つ場所においてあげる“介入型”
の二種類がある。
第三段階:状況や場所による分類
最終第三段階で放置型、介入型、それぞれに発生しやすい場所や状況で分類する。
放置型で言うと…
・放置型路肩系片手袋
・放置型堂々系片手袋(堂々と道の真ん中にあるタイプ)
・放置型電柱系片手袋
・放置型横断歩道系片手袋
・放置型かご系片手袋
・放置型植え込み&花壇系片手袋
・放置型原因結果系片手袋(落とした人が何故落としたのか原因が分かりやすい片手袋)
・放置型ドブネズミ系片手袋
・放置型実用系片手袋(片手袋には珍しく意図があってわざと片方だけになっているタイプ)
続いて介入型には…
・介入型ガードレール系片手袋
・介入型三角コーン系片手袋
・介入型掲示板系片手袋
・介入型棒系片手袋
・介入型フェンス系片手袋
・介入型ゴミ捨て場系片手袋
・介入型電柱系片手袋
・介入型落とし物系片手袋(駅や公共施設などの落とし物コーナーにあるタイプ)
・介入型とにかく目立つ場所系片手袋(なんでも良いからとにかく目立つ場所に置かれたタイプ)
これが八年間で僕が確立した分類法の全貌である。
しかしこの分類法はこれから先まだまだ改訂、追加されていく可能性のある未完成なものである事には気を付けて頂きたい。
とても長くなってしまったので今日はここまで。次回は総括編の二回目。「分類をする事の意味」等について書いてみたい。