かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『洗濯バサミという選択』

2015-12-29 20:46:42 | インポート

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放置型片手袋から受ける印象って、どちらかというと「寂しさ」や「儚さ」みたいなものですよね(勿論、笑えるのも沢山ありますが)。

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一方の介入型片手袋からは、見知らぬ人の落し物でも素通りできない人間の「優しさ」みたいなものを感じる訳です。

そんな介入型の中でも特に優しさを感じて、タモリ倶楽部などでも紹介させて頂いたのがこちら。

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こういう袋入りの介入型。片手袋を拾ってからわざわざ一回家に帰って袋を取ってきたんでしょうかね?すごい繊細な心遣いだと思うんです。

先日、この袋入りに迫る繊細な介入型を見付けました。惜しむらくは両手袋だったのですが…。

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洗濯バサミで手袋を挟み、その洗濯バサミを電柱に固定する為にビニール紐を用いる。手間がかかってますよ~。

以前も特集した事があるのですが、介入型電柱系は電柱に固定しなければいけない、というハードルをクリアする為の工夫が、そのまま人間の優しさの象徴になってるのが面白いですね。