かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

トークライブ『片手袋のうら・おもて』リポート

2018-02-17 21:50:00 | お知らせ

今週月曜日(2/12)、トークライブ『片手袋のうら・おもて』を無事開催することが出来ました。

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おかげさまで沢山な方にお越し頂き、楽しいイベントになったと思います。勿論、僕だけの力ではこんなに大勢の方々に集まって頂けるはずもなく、主催と対談相手を務めて下さった東京別視点ガイドの松澤さん(とスタッフの皆様)には感謝しております。

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せっかくなので、使用したスライドのほんの一部をご紹介して、当日話した事を軽くまとめてみます。

僕は片手袋研究を十数年続けてきた結果、もう何が何だか分からない状態になってしまっておりまして…。最近は初めて片手袋研究について聞く人にも、いきなり「片手袋って何なんですかね?僕は何でこんな事をやっているんですかね?」なんていう話をしてしまう始末。

「これではいかん!」という事で、今回のトークイベントでは第一部を「おもて面」として、まずは僕がこれまで何をやってきたのか?を紹介する事から開始。

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※でも上のような経歴は自分では嘘くさく感じられ…

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※結局「これが本当の年表だ!」とか言い出してしまいました…

そして次に、片手袋と聞いて皆さんが真っ先に疑問に思うであろう事…

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についてお答えしました。

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でもこれも結局、あらゆる可能性を丁寧に考えていくあまり…

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↑こんな全然答えになっていない結論に辿り着き、

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結局、いつも僕が口を酸っぱくして言い続けてるこの言葉で終わってしまいました。

このように第一部から既に暗雲が立ち込めていましたが、本当に問題なのは第二部『うら面』。僕自身が未だ言語化出来ていない抽象的な問題に踏み込み、答えがないまま皆さんにぶつけてみたのです!

まずは僕が良く言う「片手袋とは呪いである」とはどういう感覚なのかを、これまでに体験した不思議な現象の数々を見てもらいながら解説。

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(余談ですが、当日の会場になったエディトリー神保町の入り口に当然のように片手袋があったのには驚きました)

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さらに元々「“ない”という景色を見に行くことが好きだった」という話から、

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「“片手袋がある”というのは“片手袋がない”期間があるからこそ発生するのではないか?」という問題意識が芽生えてきたことを語り、

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遂にはかつて片手袋と出会った場所を再訪し、片手袋がなくなった景色を撮り始め、

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今では片手袋と全く関係のない景色にも片手袋を感じる事がある、という話をしたのです。

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もはや片手袋すらない場所も撮り始めてるのですから、まあもう完全にノイローゼな訳です。ライブ前は「本当にこんな話して大丈夫かな?」と不安になっていましたが、丁寧に段階を踏んで説明した結果、何となく皆さんにも通じたような気がしました。

事実ライブ後の感想はむしろ第二部についての方が多かった気がします。

トークライブ「片手袋のうら・おもて」の感想ツイートまとめ

このまとめは当日の話を本当に簡略化したもので、実際にはもっと大量のスライドを使用し二時間みっちり語りつくしました(参加して下さった皆様は体調が悪くなっていないか心配です)。

自分のやってきたことを語るという事は、自分がやってきた事を客観的に整理する良い機会でもあるんですね。だからこれからも、チャンスや場があれば積極的に片手袋について語っていきますんで、「体調悪くなっても良いから、聞いてみたいぜ!」という方がいらっしゃったら、お声をおかけ下さい。

ライブに参加して下さった全ての皆様に、御礼申し上げます。