月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。
片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。
第一段階:“手袋の材質”によって分ける。
第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。
第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。
今は表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。
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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。
・○○類介入型とにかく目立つ場所系片手袋
明確な共通点はないが、「え?こんなところに何故片手袋が?」という疑問や興味が湧いてくる、という意味で同じ趣をもった片手袋の分類。
本当にびっくりする場所で片手袋を見掛ける事があるが、「落とした人の
見付けやすい場所に置いてあげる」という意味では、目を引き付けるのだから理に適っているかもしれない。
例えば上の写真一番左の片手袋は、旭山動物園のレッサーパンダのケースの上に置かれていた。ケースの上に積もった雪の白とのコントラストで非常に目立っていた。
しかし、この分類だけは“一時的な待機場所としての役割”の意味が大きい。どういう事かというと、今まで見た事ないような場所で出会った片手袋は、取りあえずここに分類して忘れないようにしておくのだ。
時間が経つと、実は同じような場所にある片手袋が少なくない事に気付き、ある程度実例が溜まったら、新たな分類を作るようにしている。ここまで長々と紹介してきた片手袋の分類は、全部そうやって出来たものなのだ。
だからいずれ、上の右の写真のように、テレビの上に置かれている“テレビ系片手袋”なんて分類が出来てるかもしれない。
さて、現在まで発見されている片手袋の分類、本日にて全て紹介が終わりました。来週はこれまでの研究の総括、そしてこれから月曜日の片手袋研究発表をどうしていくかについて書きたいと思います。