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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

大門小百合氏 3/3  

2020-12-03 20:16:15 | 文化

 

>ハリス氏はスピーチの中で「100年前、憲法修正第19条が、55年前には投票権法ができ、そして2020年の今、私たちの国の新たな世代の女性たちが投票しました。 >投票して自分の意思を示すという基本的な権利のために闘っているのです」と述べ、100年前の1920年に憲法で制定された女性の参政権を正式に認めた条項についても触れている。 

 

自分の意思を示すということも日本人には難しいですね。それで、日本人は政治に興味がない。   

日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には '他力本願・神頼み' になる。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)  

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

>実はキング牧師の前述のスピーチにもこんなくだりがある。 >「100年前、ある偉大な米国民が奴隷解放宣言に署名した。

 

1863年1月1日のことですかね。リンカーン大統領は奴隷解放宣言 (Emancipation Proclamation) に署名しました。大統領の意思はアメリカ合衆国の意思であります。   

 

>今、我々はその人を象徴する像の前にたっている。 >このきわめて重大な宣言は容赦のない不正義の炎に焼かれていた何百万人もの黒人奴隷たちに大きな希望の光として訪れた」  

 

その宣言は黒人奴隷の大きな希望の光になりましたね。黒人のいないわが国では、実感がわきませんね。  

 

>奴隷解放宣言によってもたらされた黒人の権利とハリス氏が言及した女性の権利。>女性であり黒人でもあるハリス氏がスピーチの中で「100年前」という言葉を使い、キング牧師の手法を取り入れていたのだとしたら、なかなかよくできたスピーチである。 

 

黒人の権利と女性の権利。ハリス氏はどちらにも重責を担う人物として適任ですね。    

 

>そして、彼女の着ていた白のパンツスーツはアメリカの婦人参政権運動Suffragistのシンボルカラーだ。  

 

政治家は一種の人気商売でもありますからね。大衆になるべく分かりやすい方が良い。

 

>また、黒人の人たちが政治的主張や精神的な思想を伝える際には、単色のファッションに身をまとうともいわれている。

 

単色は ‘Yes, or no?’ の答えとして分かりやすいですね。霞がたなびくような情景は政治には似合わないでしょうね。  

 

(略)

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>大門 小百合(だいもん・さゆり)

>ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ執行役員・論説委員

>上智大学外国語学部卒業後、1991年ジャパンタイムズ入社。

>政治、経済担当の記者を経て、2006年より報道部長。

>2013年より執行役員。

>同10月には同社117年の歴史で女性として初めての編集最高責任者となる。

>2000年、ニーマン特別研究員として米・ハーバード大学でジャーナリズム、アメリカ政治を研究。

>2005年、キングファイサル研究所研究員としてサウジアラビアのリヤドに滞在し、現地の女性たちについて取材、研究する。

>著書に『The Japan Times報道デスク発グローバル社会を生きる女性のための情報力』(ジャパンタイムズ)、国際情勢解説者である田中宇との共著『ハーバード大学で語られる世界戦略』(光文社)など。

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>(ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ執行役員・論説委員 大門 小百合)

>プレジデントオンライン

 

 

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大門小百合氏 2/3 

2020-12-03 18:05:33 | 文化

 

>■キング牧師の記念日に立候補を表明

>1963年に行われたこのキング牧師の演説は、世界中で知られている有名なものだ。>私は以前、アメリカの大学で研究していた時、クリントン元大統領のスピーチライターでもあった教授の授業をとったことがある。>大統領の元スピーチライターが教えてくれるとあってとても人気のクラスだったが、もちろんこの演説が映像とともに教材として登場した。

 

それは幸運でしたね。  

 

>「私には夢がある。それはいつの日かこの国が立ち上がり、真の意味でのこの国の信条、つまりすべての人は平等に作られたというこの国の信条にみあう国になることを」とキング牧師はワシントンD.C.の巨大なリンカーン像の前で群衆に語り掛ける。 >「私には夢がある。>いつかジョージアの赤い丘の上で、昔の奴隷と奴隷所有者の息子たちが兄弟のように一緒にテーブルにつくことができるようになることを……」>写真=iStock.com/bpperry 

 

彼らの夢は政治哲学ですからね。我々日本人の夢は、見ることはできても触ることのできないもの。夢・幻の如くに筋の通らないこの世の話ですね。

 

>1963年にキング牧師が「私には夢がある」という演説を行った、ワシントンD.C.のリンカーン記念堂 - 写真=iStock.com/bpperry >この演説の翌年の1964年、アメリカ合衆国議会は公民権法を制定し、キング牧師は史上最年少の35歳でノーベル平和賞を受賞した。  

 

彼は世界的に認められましたね。   

 

>しかし、1968年4月4日、抗議集会のため滞在中だったテネシー州で暗殺されてしまった。  

 

リンカーンも1865年4月14日にワシントンD.C.で暗殺されていますね。彼らの場合は ‘物言えば唇寒し秋の風’ とはなりませんね。     

 

>ハリス氏の両親は、カリフォルニア大学バークレー校で公民権運動に関する卒業研究を通じて知り合ったそうだ。>両親につれられ、ハリス氏も物心ついた頃から抗議デモに参加してきたという。  

 

自己の意思表示は大切ですね。意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there’s a will, there’s a way.  彼らの場合は、 現実の世界を変えることができます。日本人の場合は、意思がないので現実の世界に変えられます。これは、アニマルも同じです。      

 

>また、ハリス氏は、キング牧師を称える記念日、マーティン・ルーサー・キング・デーである2019年1月21日、大統領選への立候補を表明した。>そんなことを考えると、この有名すぎるスピーチがハリス氏の頭の隅にあったとしても不思議ではない。

 

そうですね。昔は学校で有名なスピーチを子供に暗唱させていましたね。これが日本人の場合には、縁起を担いだことになりますね。   

 

>■白いスーツが意味するもの

>アメリカ人はそもそも「夢(dream)」とか「信条(creed)」や「信念(conviction)」という言葉が大好きだ。 

 

そうですね。考え (非現実の内容) は彼らの生き甲斐ですね。

 

>日本ではこれらは歯の浮くような言葉に聞こえるかもしれないが、アメリカ人の多くはそういう言葉が語られることを期待しているようで、過去のアメリカのリーダーたちもこれらの言葉を自分たちの演説に盛り込んできた。

 

これらの単語がなぜ日本人に歯の浮くような言葉として聞こえるのですかね。私は、そのことを考えてみました。その答えは有名なスピーチを書くときに必要な事柄になっていると考えられるからです。

見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は ‘嘘’ である。誰しも ‘嘘つき’ にはなりたくない。だから、自分の非現実は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。日本語には、非現実 (考え) の内容を語る為に必要な ‘時制’ がない。だから時制のある構文がない。そこで、非現実の内容を現実の事として話すことになるが、これは白昼夢である。

英米人文章では、非現実の内容は信念の内容となっている。アメリカ人の聴衆は指導者の信念を常に期待している。だが、日本人には信念がない。だから、聴衆は綺麗ごとなど聞きたくない。かくして政治音痴は避けられない。

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官) 

 

 

 

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大門小百合氏 1/3 

2020-12-03 17:17:24 | 文化

 

>世界中の女性を引き付けた次期副大統領カマラ・ハリスのスピーチ2つのポイント >LINE共有ボタン >2020年12月2日 8時15プレジデントオンライン

>大荒れだった2020年のアメリカ大統領選挙は、11月3日の投票日から4日後の7日、ようやく民主党のバイデン氏の勝利が確実と報道されました。

>元ジャパンタイムズ執行役員のジャーナリスト、大門小百合さんが、この日のカマラ・ハリス次期副大統領の印象的なスピーチのほか、トランプ、オバマら、アメリカのリーダーたちのスピーチを解説します。 >写真=AFP/時事通信フォト 

 

興味がありますね。日本人にはスピーチはあまり縁がありませんからね。勉強になりますね。これは我々が外国人を説得する時に役立ちますね。

 

>2020年11月7日、バイデン候補の勝利が確実になったことを受けてスピーチするカマラ・ハリス氏 - 写真=AFP/時事通信フォト

>■一気に注目を集めたハリス氏のスピーチ

>ジャマイカ系とインド系のルーツを持ち、有色人種の女性として初めての副大統領候補となったカマラ・ハリス上院議員が、11月7日、白のパンツスーツで登場し、「私は初めて副大統領になる女性かもしれないが、最後にはならない。  

 

勿論そうあってほしいですね。  

 

>今夜これを見ているすべてのちいさな女の子たちが、アメリカは可能性の国だと理解するからだ」と勝利宣言をしたこの演説。>日本でも大きなニュースになったのでご存じの人も多いだろう。 

 

可能性のある国とは良い国ですね。何事も ‘お変わりがないことが何よりです’ のわが国とは違いますね。  

  

>ハリス氏は副大統領候補になってから女性、そして黒人ということで注目されていたものの、アメリカのメディアの報道はやはり、トランプ大統領とバイデン候補が中心だった。>ところが、この日の演説にはアメリカメディアも注目。 

 

ことによると彼女はアメリカの大統領になるかもしれませんね。バイデン氏は年寄りだし。   

 

>世界中の女性たちがこのスピーチにエールを送った。  

 

意思のあるところには方法がありますからね。彼女達には意思がある。 

 

>なぜそこまでこのスピーチが人々の心をひきつけたのだろう。>連載第1回の今回は、アメリカのリーダーの演説について考えてみたい。

 

意思のない人たちのスピーチはきれいごとに終わりますからね。聞いていてもあくびが出ます。  

 

>■あの有名なスピーチとの共通点

>アメリカのリーダーたちはスピーチのために本当に心を砕く。  

 

そうですね。場合によってはその内容が自分の命と引き換えになりますからね。皆さん銃を持っている。   

 

>スピーチを行う場所、タイミング、過去に偉業を成し遂げたリーダーの言葉を引用しながら、それらがどのように人々の心に響くかを計算しているところなど、日本人の私たちには到底考えつかないことかもしれない。

 

彼らは政治哲学を鍛えていますからね。日本人のように無哲学・能天気でいる人はいない。だから、政治音痴には関係がない。    

 日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。 (ウスビ・サコ) 

 

>ハリス氏の演説の前述の部分もよかったが、この演説の中で私の一番印象に残ったのは以下のところだ。

>To the children of our country, regardless of your gender, our country has sent you a clear message: Dream with ambition, lead with conviction.

>この国の子供たち、性別に関係なく、私たちの国はあなた方にはっきりとしたメッセージを送りました。 >大志とともに夢を抱き、信念を持ってリーダーとなるのです。 

 

大志を持って夢を抱き、信念を持って人を導け。  

 

>これを聞いた時、「このスピーチの感じ、とても似ている」と思い浮かんだことがある。>それはアメリカ黒人公民権運動の父と呼ばれるマーティン・ルーサー・キング・ジュニアのあの有名なI have a dream(私には夢がある)の演説だ。>どことなく、あの演説に似ているような気がしたのである。 

 

そうですね。力が入るとあのようなスピーチになるのでしょうね。彼は心底言いたいことを言いましたね。   

 

 

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