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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

谷本真由美氏 3/3  

2020-12-16 16:42:01 | 文化

 

>ところが日本のテレビや新聞ときたらどうでしょうか。 >驚くべきことに、日本ではこういった国際ニュースはマイナーな扱いで、公共放送のNHKやクオリティペーパーと呼ばれる大手一流新聞でさえ、次のようなトピックがトップニュースとして掲載されている有様です。 >●老人の車が暴走 >●あおり運転事続発 >●ヒグマに襲われた >●オリンピック会場に下水垂れ流し >どうでしょうか。 >どれもよく流れているニュースばかりですね。 >海外でいえばはっきりいってゴシップ新聞に載る程度のトピック。>にもかかわらず、日本ではクオリティペーパーであっても、なぜかこういった内容がニュースとして大きく取り上げられてしまうのです。』 

 

日本人にはこれら以上に大切なニュース見あたらないからでしょうね。   

 

>どの国でもそうだが、人は、自分に関係ないことには、興味や関心がない。 >また、切羽詰まらないと行動しない、というのも同じだ。 >特に、日本は、豊かさに慣れてしまった人がほとんどだ。 >すると、自分のこと以外に興味関心が薄くなる。 

 

日本人には世界観がない。だから、自己の世界観の白紙の部分を新知識で興味を持ちながら埋めて行こうとする意欲が見られない。世界の有様を覗いて見ようという意欲は無く、目先・手先の事柄以外に関心がない。   

 

>しかし、日本は相対的に貧乏になってきている。 >海外からの評価も同じだ。 

 

そうですね。‘おごる平家は久しからず’ です。わが国は ‘元の木阿弥’ に返るのかな。

 

>そろそろ目をさまさないと大変なことになる、というのは「明治維新」の例を見ても分かる。 >江戸時代は260年鎖国が続いたが、現在でいうなら、失われた30年という平成の時代がそれにあたる。 >GAFAという黒船がとっくに上陸しているのに、まだ多くの国民はゴシップ的な国内問題に終始している。 

 

そうですね。

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。これは、子供のようなものである。日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。現実の内容だけであれば、'現実' 対 '現実' の上下判断になり現実肯定主義の中に埋没せざるを得ない。日本人の場合はこれである。非現実の内容は人様々である。非現実の内容がなければあるのは現実だけで、その正解は一つである。       

わが国のマスコミも現実の内容をただ垂れ流す。現実の正解はただ一つであるから、どんぐりの背比べで個性がない。それで、個人主義が何であるかを理解することが難しい。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、誰からも信頼されない。世界観に基づく協力者が得られないので社会に貢献する度合いが限られる。

日本人には、儀式 (作法) ばかりがあって、教義 (教え) というものがない。だから、作法ばかりにこだわって、これを励行し停滞する。子供の時には宮参り。結婚式はキリスト教。葬式は仏式でやる。全ての行為は、気分・雰囲気で決められている。 

 

>マスコミを作っているのは国民だ。>国民一人ひとりが変わらなければ、マスコミも変わらない。 >「この国の行く末を憂える人」が少でも増えることを心から願う。 

 

そうですね。我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

 

 

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谷本真由美氏 2/3  

2020-12-16 16:14:43 | 文化

 

>日本人はそのようなたいへん恵まれた通信環境にいて、行動が一切制限されていないにもかかわらず、海外の情報に積極的にアクセスしようとはしません。

 

日本人は、序列社会の事柄で忙しいですね。日本人の人間序列は海外にまでは伸びていませんからね。  

日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会である云うのも、序列社会の言い換えに過ぎない。   

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。

序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであるという価値観を共有している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。無哲学・能天気である事は、人々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。

 

>自国の外で何が起きているのかをきちんと認識している日本人などきわめて少ないのが実情です。 

 

そうですね。日本人には、序列社会の外側の事は気になりませんね。先の大戦のときも日本人は ‘ゆでカエル’ でしたね。

 '敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである'  (昭和天皇)    

 

>このような深刻な状況なので、日本人は自国が世界からどのように評価されているかということすら知りません。

 

そうですね。‘井の中の蛙 大海を知らず’ ですね。序列社会は、精神的に ‘井の中’ の構造をしているのでしょうね。     

 

>少子高齢化で下り坂を転げ落ちつつある国だと酷評されていることも、失われた20年間で十分予測できた課題への対策を怠った国として、他の先進国からたいへん厳しい視線を送られていることもです。

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)          

 

>事実を直視せず重要なことを見逃している日本は、ぬるま湯のゆでガエルです。 

 

歌詠みをする人には現実直視は必要ありませんからね。’後の祭り’ も反省の材料にはなりませんでしたね。  

 

>じわりじわりと熱(ねっ)されていき、やがて熱湯になったころには跳躍する力を失っているでしょう。 >たくさんの選択肢を失い、膨大な損失に苦しめられることになるのは目に見えています。

 

日本人は政治音痴です。政治家にも政治哲学がない。だから、日本人の政治家は未来社会の建設の指導者にふさわしくない。日本語の文法には時制というものがなく、日本人には ‘来るべき世界’ の内容が脳裏に描けない。

日本人は、非現実 (考え) の内容を得るために頭を使う習慣がない。人手不足はあっても、頭脳不足の話は聞いたことがない。資源不足のわが国においては非常に残念な損失と言わざるを得ません。         

 

>本書に「日本のニュースと海外のニュース」についてこう書いてある。 >『外国人あるいは海外滞在歴の長い日本人にとって日本で驚くことのひとつが、テレビや新聞で報道されるニュースが他の先進国とはずいぶん違うということです。>昨今、北米でも欧州でもシリアの紛争が夜のニュースのトップを飾ったり、新聞で大きく取り上げられたりすることが当たり前になっています。>中東の情勢が自国の通貨やビジネスに大きく影響するからです。>また石油を輸入している国にとってシリア情勢は大変シビアな問題でもあります。

 

今日では国際情勢が世界の経済に多大な影響を与えていますね。  

 

 

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谷本真由美氏 1/3 

2020-12-16 15:52:01 | 文化

 

>マスコミに支配される社会   >362637 世界のニュースを日本人は何も知らない >原てふ子           20/12/15 AM02 【印刷用へ】

>リンクより

>元国連職員、谷本真由美氏の心に響く言葉より…

>日本は島国です。>そして島国は世界で少数派といえます。 >ドイツやイギリス、フランスなどの約2倍の人口規模を有する比較的大きな国であるにもかかわらず、その国民の大半が同じ言葉を話し、同じような文化背景と宗教を共有するというきわめて特殊な国でもあります。 

 

そうですね。いつも ‘特殊・特殊’ と言われていますね。ガラパゴスのようなものかな。

 

>古来、隣国とは海で隔てられているため、日本への渡航は容易なことではありませんでした。 >多くの人が荒れ狂う海で命を落としてきたことでしょう。 >一方で、そのおかげで異なる言葉や文化を持つ集団からの侵略や紛争などから逃れられてきたのも事実です。  

 

そうですね。お陰で蒙古の襲来からも逃れられましたね。  

 

>隔離された島国にはこのように良い面もある一方で、他民族との接触が少ないため情報の流入が限られてしまうという短所もあります。 >現代はコミュニケーションコストが格段に下がったインターネット時代です。>通信技術だけでなく輸送やさまざまな化学技術の発達により、グローバル化が著しく進んでいます。  

 

そうですね。他民族にもまれてグローバル化が進んでいますね。   

 

>ヒト・モノ・コトの往来を阻む壁は、わずか30年前と比べてもかなり取り払われているわけです。>このように「世界はひとつ」の時代にもかかわらず、日本人は世界から取り残されつつあるのです。 

 

それは、精神的な鎖国によるものでしょうね。日本人の社会はなれ合いの社会ですからね。これでは、他民族には通じませんね。   

 

>グルーバル化が進み、通信技術が発達し、さらにいえば日本は政府による検閲もなく、表現上の規制も世界最小限の国のひとつであるのに、他国との情報の往来にはいつまでも透明な障壁が存在しています。 >それは一体なぜなのでしょうか…。 

 

精神的な障壁は、透明ですからね。日本人に関するメンタリティ (考え方) の研究が必要ですね。   

 

>私は大別して問題はふたつあると考えています。>ひとつは、日本のメディアが非常に閉鎖的であるということです。 >このような情報化時代においても海外のニュースは日本にはほとんど入ってきません。 

 

それは購読者の閉鎖打破に対する要求がないからでしょうね。   

 

>テレビや新聞で取り上げられる海外の情報というのは本当にごく一部。>さらにその多くが日本人に都合よく編集された情報ばかりです。 

 

それは日本人の考えた太平洋戦争のシナリオのようなものですね。無哲学・能天気の日本人が読んで喜ぶものばかりが満載されていますね。   

 

>もうひとつの問題は、そもそも日本人は海外のニュースに興味を持っていないということです。  

 

日本人の興味は向こう三軒両隣に関する事ですからね。

理屈は大人にも子供にも共通である。だから、大人と子供の対話も成立する。ところが、日本人は '理屈を言うな。理屈なら子供にでも分かる' とうそぶいて理屈を言う人を相手にしない。そして、自分たちにはもっと複雑で難しく重要な事柄があると心得ているようである。'心ここ在らざれば視れども見えず' であるから、自分たちの屁理屈に気づくことは無い。      

 

>日本の通信環境は世界的に見てもたいへん発達しており、よほどのことがなければ停電することも電話回線が混線することもありません。 >さらに国民の多くがスマートフォンを使いこなし、手のひらの上のキーをほんの数回叩けば世界中のあらゆる情報に触れられます。

 

そうですね。わが国は便利な世の中になりましたね。   

 

>一方で、外の情報にアクセスしただけで投獄されてしまう権威主義国家で生きている人たちもいます。 >そのようなリスクを冒してでも彼らはVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を駆使して情報を入手しようとするのです。 

 

権威主義の為政者は自分・自国安定のために鎖国体制を好みますからね。   

 

 

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