[乳牛の獣医師 2020年12月8日]
>今日は元ビートルズのジョン・レノンの命日であるが、太平洋戦争開戦の日、真珠湾攻撃の日でもある。>真珠湾攻撃を命じたのは国家であるが、最高責任者は山本五十六である。
(略)
>1941年12月8日の戦闘機350機による真珠湾攻撃は、山本の意思に反して宣戦布告前の不意打ち攻撃であった。>山本の言葉通りに半年間は優勢に戦ったが、翌年の6月のミッドウェイ海戦で、日本は大敗北をする。>これ以降大本営は虚偽の戦果を発表し、虚偽の戦勝ばかりを国民に知らせ、国民は架空の戦勝に酔いしれることになる。>アメリカは真珠湾攻撃の痛手を検証し、日本海軍の力量と航空機の活用など後の戦いに生かしている。
‘失敗は成功の基’ ですね。失敗から学び取ることが次の成功につながるのですね。
>珊瑚湾の海戦は大きくアメリカ海軍を変え後の戦闘に役立てている。>特に電信の暗号解読には大いに力を入れ、山本の戦闘機撃墜したり日ソ交渉などに暗躍したりと、日本の応報は筒抜けになる。
暗号解読は知的能力の問題ですね。
>これに比して、日本軍は敗戦をひた隠し、戦闘結果に学ぶこともなく虚偽の戦勝に酔いしれる。
日本人は酒に弱いが、酔いしれることは上手なようですね。
>大和魂があればと散華を命じ精神論で鼓舞し、天皇陛下万歳と神国日本の腐敗神話を叩き込む。
'敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである' (昭和天皇)
>南方での戦死者の8割は飢餓で死亡したことなど、今だに責任の所在さえ明確でない。
日本人には責任がない。意思の無い人には責任がない。日本人には意思がない。
日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。
意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には '他力本願・神頼み' になる。
' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)
日本人には意思がない。意思の無い人には責任がない。ちょうど死刑執行人のようなものである。人は死んでも彼らは殺人罪に問われない。彼らには殺意という意思がないからである。
意思の無い世界には、西洋流の責任も無い。イザヤ・ベンダサン=山本七平訳の<日本教について>の中で、日本語の責任について下のように述べられています。
‘、、、、、「責任」という日本語には、「応答の義務を負う=責任(レスポンシビリティ)」という意味は全くないのみならず、「私の責任だ」といえば逆に「応答の義務がなくなる」のです。、、、、’ (引用終り)
‘兎角、この世は無責任’ という事か。
自己の意思を表せば当事者・関係者になる。表さなければ傍観者にとどまる。意思表示の無い日本人は常に傍観者にとどまっていて、孤高の人になっている。孤立無援になりやすい。わが国は、世界の中にあって、世界に属していない。
>安倍晋三が政権を執ってから全く同じ構図がこの国で行われている。>架空の指標を羅列し虚偽の経済政策成果を誇張し、貧困層の増大や平均所得が今や世界の20位程度に落ち込んだことなど自助の枠、自己責任の中に封じ込めてしまう。>虚偽の経済政策の成果の大本営発表を疑わない人たちはこの国を支えるのである。
旗色の悪い事実は、国民に知らせませんね。この国がヒックひっくり返る時までは我々は大丈夫なのでしょうね。
>政権に不都合な事実は破棄・隠蔽・改竄する体質は、開戦を決断した東条内閣の商工大臣の孫が踏襲するのである。
破棄・隠蔽・改ざんは、処世術の手段ですね。
>日本会議の国粋主義に支えられ、先の戦争はもっと上手くやると勝てていたと、暴走を並べるのである。
タラレバの話は得意ですね。
>ただその当時の軍人たちの潔さは全く引き継いでいない。
そうですね。
我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。
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