加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

コメントにかえて

2008-12-30 23:09:18 | Weblog

 田母神さんについて書いたら、さっそくコメントがありました。やっぱり人気があるんですね。

 Unknownさんが、拉致事件のことを書いていましたが、わたしもTVタックル見ていて、そのことがひっかかったんですよね。自衛隊は拉致を知っていて、追いかけたが、攻撃できないので、なにも出来なかった・・と平沢勝栄議員が言っていました。
  国民が連れ去られるのを、自衛隊は知っていた。つまり、自民党も知っていた。そして何もしなかった。ならば、自衛隊とはなんなのか・・。
  小泉さんが北朝鮮に行くまで、この問題に日本政府は対処してこなかった。・・・しかし、それは、自衛隊が砲撃できないことだけが理由ではない。政府のつまり、自民党の、国民に対する安全管理の意識がまるでなかったということではないのか・・。

 わたしは自衛隊で仕事をしている方々を思わないわけではありません。自衛隊にもさまざまな人がいるでしょう。しかし、戦争をしたいと思っている人は、あまりいないと思います。災害援助や、復興のために、社会的な仕事をしていると思っている人も多いのではないでしょうか。ある意味サラリーマン化しているとも思います。
  以前、「不安な兵士たち ニッポン自衛隊研究」という本を読んだことを思いだしましたが、戦争をしない国の中の軍隊という位置づけに、アンデンティテイーを見出せない、不安や葛藤を抱えている隊員の人も多いのでしょう。しかし、だからと言って、堂々と軍隊として認めよ、という人もまた、戦争を望んでいるわけではないということを、私は幻想としてではなく、希望として信じたい。

 これほど、戦争の悲惨さが言われ、例えばイラク戦争も今ではブッシュのバカさから起きていることも知っていて、その背景には軍需産業の姿がある、そんな戦争をするために自衛隊員が仕事をしているとは思えません。