来年の3月で65歳の夫が定年退職する。先日、退職金の明細書が来たが、24年勤務した職場でも、当初は2年契約を繰り返し更新していく契約職員だったために、その間は退職金の対象にはならず、予定外の大幅な減額となっていた。
勤務体系はほかの職員の方々と同じだったと思うが、外国人は契約できていたということだ。
今のご時世、退職金が出るだけでもありがたいことではあるが、すっかり忘れていたことだったので、思いがけず、がっくりしてしまった。
これを差別と言うかは別として、なんだか、自分の人生は差別ばっかりだったと、考えてしまった。
両親が離婚していたので、父親がいないということで、差別されたのが、高校を卒業して就職するときだった。友人が次々と就職が決まっていく中で、勉強ができないことも理由だったとは思うが、私はなかなか就職が決まらなかった。面接を受けても受けても落ちた。一番入りたかった証券会社は受験資格さえなかった。
今は女性差別と向き合っている。女性というだけて、受ける差別に敏感になる。
時代は変わって、はっきりとした差別・・というものは目に見えなくなってきているかもしれないが、・・・ちょっと自分の人生を振り返ってしまった。