きょうは8月14日。土崎に空襲があった日である。
そして、明日は終戦記念日。
昨夜は、NHKのスペシャル番組、「狂気の戦場ペリリュー島」を見た。 パラオ諸島のペリリュー島で日本兵とアメリカ兵の残虐行為が繰り広げられた、その記録だった。
生き残った、両国の人の証言を交えたその記録は、すさまじい・・。人間が人間として生きられない。2か月あまりの地獄。発狂するものを容赦なく殺す同胞。
あまりにもむごい番組で、その後、なかなか眠ることができなかった・・。
戦争は殺人。 若者たちが、なんであんなに殺し合わなければならなかったのか・・。
圧倒的に武力で勝るアメリカに、命をすてて抵抗する日本兵。撤退も投降も許されず、死んでも死守せよとは、大本営の命令だ。命令も、人間のいのちなどこれっぽっちも考えていない。
日本は、いのちを大事にしないくにだなあ・・とつくづく思う。
あれから70年の歳月がながれ、今また戦争のできる国なろうとしている。
8月。これだけ、特番を組んでいるのだもの。集団的自衛権なんてやめよう!とメディアではっきりと言ってほしいなあ・・。