64歳の誕生日。仕事は休みで、ゆっくり・・と思ったが、お彼岸でもあるし、男鹿にお墓参りに行こうと思い立った。
兄と、船川近くの従妹の墓参り。従妹は4年前に52歳で、がんで亡くなった。生前は、ようやく夢だった歌手になりたてで、吉幾三さんや小金沢昇司さんの前座で歌わせていただいたりしていた。
寒風山祭りに参加したり、天王の温泉くららのカラオケ大会の審査員などの仕事にも来ていたが、若くして病魔に襲われてしまった。
従妹のお墓は、海が見える見晴らしのいい場所で、立っていると、海がキラキラして、風が心地よかった。
兄は、私が育った地元の墓所に眠っている。
兄に、64歳になったことを報告し、「まだまだ守ってほしい」と、手を合わせてから、
寒風山に行ってみた。秋の風が気持ちよく、青空にパラグライダーが3機ほど、優雅に飛んでいた。
山から見る風景は、何十年も変わることなく、思い出の中のこころの風景です。
山で、せんぶりを探しているような人をみつけたが、私たちも昔中学校のときに、取りに行って薬やさんに売って、なにかしらの足しにしていたのを思い出した。
お天気もよく、いい思い出の64歳、誕生日でした。