先日来、地元新聞やTVニュースで、県議会議員が自民党会派控え室に勤務していた非常勤女性職員にセクハラをしたと報じられている。
きょうの朝日新聞、秋田版には、当の議員のコメントとして、「からだにはさわっていない。ハラスメントとかんじるのであれば申し訳ないと思うがマッサージはしていない。相手が嫌だと受け止めればハラスメントになることを初めて知った」 とコメントしたとある。
これまで、どれだけ、同じようなニュースが流れ、報道されてきただろうか。セクハラ、パワハラということばが市民権をもち、これまで嫌なことを表現できなかった被害者が、ようやく声をあげれるようになって、かなりの時間が経過している。
国レベルでも、セクハラ問題はいくつも取り上げられてきた。相手が嫌だと思えばセクハラになるという定義も、くりかえし報道されてきた。
にもかかわらず、この議員は、そのようなニュースや、社会の出来事に関心がなかったのだろうか。
被害者の「さわられた」という発言を覆して、自分はさわっていないということで、押し通せると思っているのだろうか。自民党会派の自浄能力は果たしていかがなものなのか。
県民は、注目をしている。