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2019年 秋 『Touch~孤独から愛へ』九州ツアー 第八週目

2019-11-17 21:31:41 | トピックス

九州もすっかり秋模様になり、寒さも増してきました。

 

11月11日 福岡工業大学附属城東高校(福岡県)

  12日 古賀竟成館高校(福岡県)

  13日 鹿屋女子高校(鹿児島県)

  14日 唐津工業高校(佐賀県)

  15日 八女工業高校(福岡県)


福岡工業大学附属城東高校

城東高校は隣に大学も併設されており大学内のFITホールという立派な講堂での公演でした(トップ画像は開演前の様子)。

生徒の人数も2000人ということで午前午後二回に分けての鑑賞でした。

開演前ご担当の教頭先生からの生徒に向けた挨拶があり、創立記念の機会として行われる今回の行事のこと、「沢山の先輩たちの活躍があってこの歴史が繋がっています。でも、一番大事なのは今の城東高校生である君たちの活躍です。」「この演劇の機会に自分の感性を広げて観てください。」というお話があり・・・舞台裏でスタンバイしながら、風の『Touch』の上演に込められた想い感じていました。

午前午後ともに大きな盛り上がりを持って終演しましたが、その後は片づけを手伝いに来てくれた3年19組の皆さんとの交流がありました。

しかも片づけの間も「何か手伝えることはありませんか?」と沢山の生徒たちが駆けつけてくれました。

 

古賀竟成館高校(福岡県)

古賀竟成館高校では生徒会の皆さんが、公演前後の進行などで大活躍してくれました。

 

カーテンコールでは全校生徒が立ち上がって挨拶をしていただき舞台上と客席の繋がりを強く感じました。

上の画像は舞台裏見学の様子ですが、ハロルド役の柳瀬は高校時代からの友人であるこちらの学校の先生との再会もありました。

その後は生徒会と陸上部の皆さんが片づけを手伝ってくれました。有難うございました!

 

 鹿屋女子高校

画像は会場の際の鹿屋市文化会館前、生徒たちの楽しさが伝わってきます。

開演前には校長先生が20年前に観た『Touch』の話をしていただきました。風のレパートリーとして1000ステージを超える上演を行ってきた重みを感じながらの幕開けとなりました。生徒たちも笑いや驚き、そして涙を交えながら食い入るように舞台に視線を注いでいました。

最後の画像は担当の先生と柳瀬の友人(その中にも鹿屋女子高校の卒業生が!)との一枚。この子供たちはこの旅最年少の観客かもしれません。


唐津工業高校

この日は全国的に寒さが訪れた日となり、九州の北部・唐津でも冬の到来を感じるような気温でした。

しかしながら工業高校ということで男子生徒が多いのか体育館が開場すると元気な声が響き渡っていました。

本番中は打って変わったように静かになり

生徒たちが最後まで集中した眼差しを舞台に向けてくれました。

終演後は図書委員と体育館の部活の生徒さんが片づけを手伝ってくれました。

校長先生は残念なが出張で公園をご覧になれませんでしたが、片づけを手伝う生徒の表情を見ながら「この生徒の顔を見れば良い公演だったことがよくわかりました」といううれしい言葉を頂きました。

 

八女工業高校

画像は開演前の担当の先生、生徒会の生徒さんとの公演前後の打ち合わせの様子。少し緊張が伝わってきます

折角なので打ち合わせ後に舞台裏見学。これからどんな公演が始まるのか彼らの期待も高まります。

そしてカーテンコール。生徒会長の謝辞は涙涙の素晴らしいものでした…「こんな風に泣いたのは小学校の時に観たドラえもんの映画以来です」「謝辞を言うのに泣いちゃいけないと思いましたが」…少しずつ言葉を紡ぎながら本当に素敵なメッセージを頂き、思わずハロルドも彼の肩を抱いていました

今週最後の写真はそんな彼らと楽屋前での一枚。謝辞の際自分自身の弟のことにも触れていたので「弟にも宜しく!」と声をかけると「はい、帰ったらかぞくに『ありがとう』と伝えます」と返答され、私たちがおこなった公演以上のものを彼らが舞台から受け取ってくれていると感じました。

 

『Touch』の巡回公演はキャスト・スタッフあわせ9人編成で行っていますが、本州一円のツアーを巡っていた『ヘレン・ケラー』が今年の千秋楽を迎え『星の王子さま』のツアーが始まる関係で9人中3人のメンバーが来週から変わります。メンバーは一部変わりますが、勢いそのままに九州を駆け抜けていきます。

 

トリート役 佐野準

 



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