今週は東京で暮らす娘が一週間の特別休暇をとって、毎日自宅から病院に通い、カミさんの付き添いをしてくれている。カミさんも遠慮なくあれこれと頼めるので、大いに助かっているはず。何よりも精神的な支えになってくれているはずだ。
いつものように、仕事終えると病院に向かい、院内のスタバでコーヒーを買ってから病室に行くと、娘と息子夫婦がカミさんのベッドを囲んで談笑していた。昨日とはうって変わってカミさんの表情が明るく穏やかだった。昨日は一時帰宅した疲れがでたのかもしれない。
聞くと、今日は久しぶりに主治医とお話ができたこと、明日の午後には個室が空くので個室に移れることになったことが原因しているのかもしれない。主治医の先生は外来の時から4年余りお世話になっている先生でカミさんも全幅の信頼を寄せている。先生のたった一言、一声がカミさんに大きなエネルギーを与えてもらっていることに感謝せずにはいられない。今、主治医の先生を含めて4名の担当医に手厚く診て頂いていて、難しい病状と向き合うカミさんは精神的に深い安らぎを頂いている。
今晩はまた忘年会がある。早々に引き上げて病室に向かいたいけど、いくら個室とはいえ酒臭い息で病院に行くのはためらう。カミさんに「またーっ、この酔っぱらいが!」って叱られるのが目に見えている。忘年会がすんだら、おとなしく、娘とばあちゃんが待つお家に真っすぐ帰ろう。