厳しい寒気はピークを過ぎたらしいけど、今朝も寒い。居間の温度は4℃。石油ストーブのスイッチを入れて点火するまで、時間がやたら長く感じられる。
明日の土曜日、東京に住む娘が母親の看病のために帰省してくれる。11月中旬に再入院してから6週連続してJAL便で帰ってきて、病床の母親を看てくれる。母親にとって娘は一番頼りがいがあるようで、カミさんも娘の帰岡を今か今かと待ち遠しい様子。
それに比べると、僕は毎日病室をたずねて少しはカミさんの役に立っているはずだけど、娘とは比べものにならない。病室でスタバのコーヒーを飲み、何げない会話を交わすだけ。ほんの少しは介助まがいのことをしたり、頼まれた用事はこなすけど、痒いところに手が届いていない歯痒さ、もどかしさがあるはず。自分のお腹をいためてこしらえた血のつながる子と比べて、亭主なんてもともと他人だからしょうがないか。
僕も明日の娘の帰りを待ちわびている。遅れずに岡山空港に向かおう。