風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

長井鞠子さんの現役人生

2016-09-07 | 健康


 朝、ラジオ深夜便「明日へのことば」で会議通訳者、長井鞠子さんの話に耳を傾けた。73歳とは思えない元気溌溂とした声で明るく話をされる人だ。一度だけ通訳の手抜きのためお出入り禁止を通告されたことがあると自らの汚点を明るく話された。ポジティブな考えで現役生活を続けられているご様子だ。学生時代に東京オリンピックで通訳ボランティアをされて以来、オリンピックに深く関わり、失敗に終わった招致活動からリオまでずっと関わってこられた。ぜひ2020年の東京オリンピックでもご活躍をされることを願っている。朝から長井鞠子さんから活力をもらった。



 厚生労働省が高齢社会に関する意識調査で「高齢者だと思う年齢」に対して「70歳以上」との回答が最も多く、41.1%だったのだとか。自立生活ができる健康寿命が男性71歳、女性74歳だから、70歳以上を高齢者と捉えるのはほぼ健康寿命に近い認識というわけだ。世界保健機関WHOの定義では「65歳以上」を高齢者を定義付けているけど、見直しが必要かもしれない。ラジオで話を聴いた73歳の長井鞠子さんは、とても高齢者なんて感じなかった。ひとくくりにできないくらい個人差も大きいのだろう。