山の会の例会で鹿児島県の開聞岳(924m)に23名で登った。僕にとっては今回で3回目となる開聞岳登頂だけど、毎回違った表情を見せてくれる山なので飽きることはない。標高わずか1,000m足らずの低山とはいえ、山高きがゆえに貴からずで、実に味わい深い名山だ。日本百名山入り、むべなるかな、だ。
3連休とあって、山頂までのルートは大勢の登山者で賑わっていた。華やかなウエアの山ガールにも多く出会った。眼下に薩摩半島を臨み、心地よい汗をかきながら登り、全員開聞岳の頂に到着した。狭い山頂は憩う場所がないほど登山者でいっぱいだった。
下山後、バスで長崎鼻まで足を伸ばす。夕陽を浴びて美しさが際立つ開聞岳のシルエットを眺める。長崎鼻から海越しに見る開聞岳はひときわ秀麗で美しかった。