風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

三田村邦彦さんの下積み時代

2017-10-28 | 田舎暮らし


 この週末も台風22号の影響で雨模様だ。台風の直撃を免れただけでも喜ばないといけないのかもしれないけど、週末くらいは晴れてほしかったなあ。



 久しぶりに息子の工房を訪ねた。田舎の静かでのどかな風景に心が癒される。

 今朝もベッドに横たわったまま、ラジオ深夜便「明日へのことば」を聴いた。「新潟で育まれた俳優人生」と題する俳優、三田村邦彦さんの話だった。
 



 三田村さんが高校卒業後、新潟から上京し、劇団青俳養成所を経て、劇団青俳で下積み生活をする話が面白かった。バイトで生活費を稼ぐ極貧の暮らしだけど、俳優になる夢と目標を持って頑張り抜く。1977年に三田村さんが映画『限りなく透明に近いブルー』で主演を引き受けるくだりがまたまた面白い。本音で原作者である村上龍さんとやり合いながら心を通わせて主演を引き受けることになる。そしてそれが三田村さんの俳優としてのデビュー作になった。
 若さが破天荒な生き方を後押しするものだけど、三田村さんもその例にもれず、怖さ知らずだ。若さで権威も既成観念も打ち砕いて困難を乗り切っていく。若さっていいなあ。