今回の渡航でニューヨークのドッグ事情が少しだけわかった。結論として、ドッグにとってニューヨークはとても暮らしやすい街だと思った。
まず、バスや電車などの公共交通機関にドッグは普通に乗れるようだ。他の乗客がそれに対して文句を言う人は一度も目にしなかった。
盲導犬は別にして、ワンちゃんを抱きかかえて乗車する人を見かけたけど、当たり前の日常の光景なのだろう。
全米コーヒーチェーンのスターバックスにワンちゃん連れが当然のように来店したり、美術館にワンちゃんを連れて入館していた。セントラル・パークにも自由にワンちゃんを連れて散歩をしている人がたくさんいた。
ドッグと人間の共存は決して容易なことではないけど、飼い主がまずマナーを守ることが大前提なのだろう。実際、NYで見たドッグはどのドッグも飼い主の言うことを守るおとなしいドッグばかりだった。
ペットを飼う飼い主の心得、意識はかなりレベルが高そうだ。だから社会がペットに対して寛大でいられるのだろう。日本の現実を見ると彼我の差があるけど、いつかはニューヨークのようになったらいいなあとつくづく思った。