ニュース以外、テレビはほとんど見ない生活を続けているけど、今日はたまたまNHKの「仕事の流儀」でワンちゃんが出るので番組の最初から最後までみてしまった。
登場した獣医師の「飼い主も救う」という考え方が素晴らしかった。飼い犬の病気を救うことだけでは不十分で、飼い主のこと、経済的負担なども考慮して飼い主に逃げ道も作ってあげるのが流儀なのだとか。
凶暴化した犬を更生させる訓練士の生き様もすごかった。飼い主のもとで一生を送らせれるように、お預かりした犬を厳しく訓練して立ち直らせる日々の様子がすごかった。人間と犬の関係は結局、お互いに尊重しあって信頼しあう心の絆が一番大切なことなのだろう。うちのハナちゃんは人を噛むことはないけど、甘ちゃんで無芸。言うこともきいてくれないいことが多いけど、信頼関係は築けているかなあ。考えてみれば、僕だって若いころ親の言う通りに素直に従って生きてきたわけではなく、むしろ反発したり抵抗しながら自分らしく生きてきた。ハナもほどほどに僕のいうことをきいて自由奔放に気ままに生きるのもいいかあという感じ。そんなハナのこともダブらせながら番組を見た。
とてもいい番組だった。