お天気がよかったので、午前と午後の2回、ハナちゃんの散歩はロングコースをのんびりと歩いた。歩き慣れたコースだけど、新しい発見もあって楽しかった。
散歩途中で見知らぬワンちゃんに出会うと僕の陰に隠れて用心深く通り過ぎるのはいつも通り。僕を外敵から守る気概は全くなくて、僕は単なるハナの盾にすぎないようだ。
夕食はステーキにした。肉の量が多すぎるかなあと心配したけど、ペロリと食べることができた。お肉が大好きなハナちゃんと少しシェアもした。
スポーツジムで自転車を漕ぎながら「ホタル帰る」を読む。何度も特攻隊員の話にうるうるしてしまう。出撃、死を直前にした青年たちが国家の未来や家族の安寧を信じて残した手記の言葉は一言一言がずしりと重い。
家庭と国家を若いうちからしっかりと感じとって心に刻み込み、広い心で真剣に生きてもらうために、若者は全員、徴兵制による軍事訓練を通して心身を鍛える期間があってもいいのかもしれない。