週末は秋晴れで一日中、気持ちよく過ごせた。
僕は冬に備えて薪ストーブの薪作りに精を出し、娘は雑草取りに夢中になった。
近くの山小屋に住む人が訪ねてきた。作業を止めて、コーヒーを飲みながら雑談をする。
15年ほど前からここで暮らすその人から僕の知らない散歩道を教えてもらった。さっそく案内してもらうと、沢のせせらぎがあり、美しい紅葉林を抜けるその山道はすばらしかった。散歩する楽しみがまた一つ増えた。
鳥取県との県境に近い蒜山では境港に揚がる日本海で採れた新鮮な海の幸がスーパーの鮮魚売り場に並ぶ。生きのいい魚はどれも美味しそうだ。珍しく蟹味噌を見つけたので、酒の肴に買い求めた。娘は、高原に来てまでどうして海の幸なの、って笑う。
リタイアしたら山の幸と日本海の海の幸の食材で美味しいご飯を食べて、気ままに毎日をのんびり暮らしたいなあ。