風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

三菱自工・日産自動車

2016-05-13 | Weblog


 電撃的な発表だった。三菱自工の株式の3割ほどを日産自動車に2,373億円で第三者割当増資し、日産自動車は議決権ベースで34%を保有する筆頭株主になるようだ。正直、日産自にとっては、お安く三菱自工を手に入れる格好だ。
 今回の不正が明るみになって、三菱自工の信頼回復と業績の復活は厳しい見通しだったし、三菱ブランドそのものの信用失墜を長引かせずに早くに幕引きするのが最善策だったとは思う。三菱自工の社員や家族にとっても早い運転再開の道筋がたったことで安堵していることだろう。
 それにしても日本のメーカーは信用を落とすような不正を絶対にしてはならない。日本製のモノに対する信用や信頼をなくしたら日本国そのものがたちゆかなるのだから。


伊勢志摩サミットとヒロシマ 

2016-05-12 | Weblog


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で再放送の江戸家猫八さんの話を聴く。父の猫八師匠が広島県の宇品で被爆し、広島市内で見た悲惨な体験を語っていた。凄惨な被爆体験は何度聞いても胸がつまる。愚かな人間の行為の極限にある広島・長崎の被爆体験を未来に活かさなければならない。
 オバマ米国大統領が伊勢志摩サミット終了後に広島を訪問されるようだ。原爆投下した当事国の大統領による被爆地訪問が実現することを心から期待している。


山には人の心を素直にさせる力がある

2016-05-11 | 山歩き


 今朝のラジオ深夜便「明日へのことば」は面白かった。75歳になる国語の元教員がリタイア後の63歳から富士山に登り始めて、13年間に1,300回以上登り続けている話だった。冬の積雪期とお天気の良くない日は登らないスタイルだけど年間100回あまりの富士山連続登山はすごい。
 いつもお小遣いで8部ほど新聞を買って富士宮登山ルート上の山小屋に配ってあげているようだ。その動機が、テレビやラジオの情報とは違う紙媒体の新聞を読むことに飢えている山小屋の人たちがとても喜んでくれているからだとか。優しい心の人だ。
 富士山に登り続けて素直な心になったという。一歩一歩、登り続ける山登りには人の心を育てる力があるという話に一人頷く。富士山でなくても、特に山でなくても自分の生活環境にあった「富士山」を持って、それを目標に努力を積み重ねればいいという話にも好感が持てた。
 今の目標としては88歳の米寿までは富士山に登り続けたいという。きっと実現されることだろう。
 僕はそういう目標を今は持っていないけど、明確な目標を持った生き方もいいなあ。特にリタイア後は必要なことのように思う。


ハンナのシャンプー

2016-05-10 | トイプードル


 夕食後、ハンナをシャンプーした。風呂上がりに写真を一枚。シャンプーはニューヨークから戻った木曜日の夜にして以来だから5日ぶりだ。シャンプーを嫌がるわけでもなく、なされるままにおとなしくしていてくれるので助かる。ドライヤーで乾かす時だけは、吹き出す温風が気にくわないのか少しだけ文句を言う。



 シャンプーをした後のハンナのさっぱりした表情が女の子らしくていい。ハンナを家に迎えたお陰でどれだけ毎日の味気ない生活に潤いを与えてもらったことか。ありがとう、ハンナ。今月末には1歳の誕生日を迎える。


四国の清流の美しさ

2016-05-09 | 山歩き


 今回、平家平に登ったルートは沢沿いのルートだった。登山口の住友フォレスターハウスから少し登ると沢沿いの道になり、美しい清流や小滝を何度も足を止めて眺めた。四国の山の楽しみの一つは清流の美しさだ。



 新緑の今の季節もいいけど、真夏に涼を求めてこの渓流の道に入るのも良さそうだ。川に入って水遊びに興ずるのも楽しそうだ。
 ところどころ沢渡りをする箇所があるけど、山道はよく整備されていてとても歩きやすかった。また一つ、魅力ある山に出会えた。




平家平に登る

2016-05-08 | 山歩き


 四国、愛媛・高知県境にまたがる平家平(1,693m)に登った。絶好の登山日和で気持ちのいい山歩きができた。
 住友林業が経営する「住友の森フォレスターハウス」に車を停めて平家平の山頂を目指した。ちらほらシャクナゲが咲き始めていた。



 13時過ぎに山頂に到着した。平家平という字の通り平坦で開放的な笹原が伸びやかに広がっている。山頂からは石鎚山、瓶ヶ森も遠望できた。眺望を楽しみながらお昼ご飯を食べる。
 沸かしたコーヒーを飲み干してから、またのんびりと登山口まで引き返した。




航空機の中でGoogle Map

2016-05-07 | Weblog


 今日、羽田から岡山まで搭乗したJAL便の機内Wi-FiサービスでGoogle Mapを使ってみたら面白かった。
 今、JALが15分間だけ無料で機内Wi-Fiが使えるサービスを提供している。早速、ユーザー登録をして、Google Mapを使ってみると、ちゃんと現在地が表示されて、刻々と航空機が飛行している様子が地図上で確認できた。このサービスは機内インターネットサービスプロバイダのGogo社が衛星通信を利用して機内インターネット接続環境を作り出しているようだ。当たり前だけど、飛行速度が速いので、現在地がどんどん地図上を移動するのが面白かった。知っているようで知らなかった実際の飛行ルートも詳細な地図上ではっきりと確認できた。
 まだ時差ボケの残る頭だけど、少しの間、Google Mapで遊べたお陰で睡魔に襲われることもなく、そのあと、岡山空港まで読書を続けることができた。


メトロポリタン美術館を訪れる

2016-05-03 | Weblog


 今日も再びメトロポリタン美術館に行った。開館の10時に合わせてホテルを出て、時間ぴったりに到着した。すでに長蛇の列ができていて、入館できたのは10:15頃だった。
 まず2、3階の展示物から鑑賞を始めた。なにしろ展示物が多い。また展示エリアも広すぎる。パンフレットに記載された部屋番号にチェックを入れながら隈なく丁寧に見て回っていたら、楽しみにしていたヨーロッパ絵画にたどり着くまでに時間が取られて、脚に疲労を感じる始末。



 絵画は圧巻だ。ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ギャロ、モネなど教科書で見た覚えのある絵画が無造作に数多く掛けてあり、筆のタッチや息づかいまで伝わってくるようだった。ゴッホの自画像を間近で眺めるのは感動モノだった。





 1階のギリシャやローマの展示物にも圧倒された。
 故宮博物院もすごいと思っているけど、ナポロポリタン美術館が台湾の故宮博物院と違うところは、所蔵品が世界中から集められているので、多彩でワイドなところだ。入館者数ではパリのルーブル美術館には及ばないようだけど、世界の1位、2位を争う美術館の充実度の凄さに度肝を抜かれた。



 丸一日、美術館で過ごし、帰りに電車から途中下車してMacy'sでウインドウショッピングをしてからホテルに戻った。
さあ、明朝の帰国の準備をしなくては。


5番街を歩く

2016-05-02 | Weblog


 朝食後、メトロポリタン美術館に向かった。美術舘の入口周辺は工事中。その上、どうも様子が変だ。

 

 ガーン! 今日は閉館との掲示。基本、年中無休なのに、運が悪すぎる。ネットに情報がなかったとガードマンに文句を言っている人もいたけど、しょうがないと諦めてセントラルパークに沿って南に下る。続々と美術館に向かう観光客とすれ違う。お気の毒。

 

 5番街のアップルストアを覗いたあと、トランプタワーのスタバで休憩する。あの話題の、大統領候補に名乗りをあげているトランプ氏のビルだ。

 

 グランドセントラル・ターミナルまで5番街を歩いて、ニューヨークパブリック図書館に入った。



 大理石の重厚な建物で立派な図書館だ。高い天井の広々とした図書室で読書やPCに向き合っている人々を羨ましく眺める。



 グランドセントラル・ターミナルに入る。グランドセントラル駅の中のアップルストアは凄かった。駅構内の広いオープンスペースにストア展開するアップルはクールすぎる。





今日も一日、よく歩いた。

ニューヨーク メッツの開幕戦を観る

2016-05-01 | ファジアーノ


 今日はニューヨーク・メッツの開幕戦を観た。試合はメッツがサンフランシスコジャイアンツに6-1で敗けたが、サポーターの熱い応援でゲーム観戦に飽きることはなかった。





 朝、雨の中、ホテルを出てNostrand駅から地下鉄A線に乗る。マンハッタンで乗り換えて、7番線でMets-Willets Point駅に到着。メッツ球場の真ん前、球場まで数分の距離だ。



 続々とメッツのサポーターがメッツマークのシャツや帽子をかぶったファンが続々と集まって来ていた。試合開始は雨で遅れたけど、雨など関係なしのファンの熱意が通じたようだ。雨と風が吹いて寒い。売店でナイロン製の雨具を買って、雨の中、指定の座席に座った。試合開始に先立ち、全員起立してThe Star-Spangled Banner 国歌斉唱。
 Oh, say can you see, by the dawn's early light ・・・



 試合開始。それにしても応援が熱い。地元の球団を支える思いが半端ではない。雨が降ろうが、風が吹こうが、熱気は冷めないどころかヒートアップするばかり。岡山にはファジアーノがあるけど、これからファジアーノもメッツをお手本に地域に根ざしたクラブに、市民に愛されるチームに育っていったらいいなあと強く思いながら観戦を続けた。試合後、ブルックリンに戻る満員電車の中は意外と静か。マナーの良さにも感心させられた。