風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

鬼の霍乱

2018-01-16 | 健康


 迂闊にも風邪をひいてしまった。鬼の霍乱だ。鼻水が止まらないし、少し咳も出る。熱は測っていないので分からないけど、熱っぽい感じはする。
 仕事から家に戻り、まずハナちゃんにご飯を作って食べさせてから、冷凍の讃岐うどんをこしらえて食べた。滋養をつけて風邪を撃退しようと思って、うどんに豚肉を多めに入れた。



 風邪をひくなんて体力や気力が衰えた証拠。身体が鈍ったことに気付かされて、かなり精神的にダメージを受けてしまった。
 気合が足りん、と自分を叱咤する。



 風邪って犬にはうつらないものなのかなあ。ハナちゃんにうつしたら大変。
 今日は早く寝て、明日中には快復させたい。


映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

2018-01-15 | 健康


 日曜日の夜、寝る前にベッドの上でAmazon Primeのビデオ映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(原題 5 Flights Up)を観た。モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが演ずる夫婦が40年も住んだブルックリンのアパートを売ろうとする話だ。このアパートにはエレベーターがなく、すっかり年老いた2人には5階にある部屋まで毎日上がり下りするのが辛くなってきたためだ。おまけに年老いた愛犬まで階段を上るのを嫌がり出したことも、アパートを売る動機になっている。結局、ストーリーの結末はアパートを売らずに住み続けることになるのだけど、売れない画家役のモーガン・フリーマンと元教師のダイアン・キートンの演技が実に素晴らしかった。



 今、人生100年時代を迎えようとしている。年老いて身体が思うように動けなくなった時、長年住み慣れた場所から見知らぬ場所に移り住む決断を迫られることはいずれ僕にも起きることかもしれない。でも思い出がいっぱい詰まった場所を離れる決断はきっと難しいものなんだろうなあと、ぼんやり考えていた。



 朝から鼻水が出だした。どうやら風邪気味のようだ。久しぶりに食パンを焼いて、レトルトのビーフシチューの献立にした。


冬用タイヤ交換

2018-01-14 | 健康


 午前中、遅れ遅れになっていた冬用タイヤ交換をした。毎年、タイヤ交換は自分で行なっているので、手馴れてきた上、今日は息子が作業を手伝ってくれたので、あっという間に終わった。これでいつでも雪道を走れる。雪山が恋しくなった。



 


里山歩きとぱんごーの

2018-01-13 | 山歩き


 寒いけど良いお天気だった。福山ハイキングに出かけた。倉敷市にある安養寺の駐車場に車を停めて、お詣りをしてから福山山頂に向けて登り始める。



 友達とおしゃべりをしながら登ると、あっという間に古戦場跡、備中福山城址の山頂に着いた。ベンチで一休み。見事なイチゴのパックが友達のザックから出てきた。美味しくいただく。



 今日もハイキングで訪れる人は多くて、山頂で偶然、何年かぶりに知人と再会した。昔、同じ山の会で何年間か一緒に山に登ったことのある人だ。今も山登りを続けていることを知って嬉しかった。



 安養寺の駐車場まで戻り、玉島のパンゴーノに向けて車を走らせる。パンゴーノは二組の先客がおられただけで、静かな店内だったけど、ハナちゃんが小さなお子さんを見つけてそわそわして愚図る。ハナちゃんは小さな子供は私の遊び相手をしてくれるものと思い込んでいるようだ。



 今日はスキレットのハンバーグランチをいただく。スープもパンも野菜サラダもしっかりした味で実に美味い。とにかく野菜が絶品だ。



 うっかり今日はハナちゃんのおやつをもってくるのを忘れてしまった。山歩きでお腹が空いたのか、せがまれてパンとスープの野菜をあげたら美味しそうに食べた。



 来週から恒例の食彩イベント、倉敷アフタヌーンティーに協賛してぱんごーのでも期間限定でアフタヌーンティーのスペシャルメニューを始めるようだ。アフタヌーンティーでまた来なくては、と友達と再訪を約束した。


ハナちゃんのシャンプーの日

2018-01-12 | トイプードル


 ハナ金なので、息子ファミリーとびんび亭で美味しい魚料理の会食をした。その後、家に戻り、ハナちゃんのシャンプーだ。寒い時期なのでお風呂場全体を前もって温めておくとか、シャンプーの前準備が大切。
 無事、ハナちゃんのシャンプーは終了。



 僕はすでにほどよく酔っているし、ブラッシングは明日にして今日はもう寝よう、ハナちゃん。


ショートステイの静かな夜

2018-01-11 | 健康


 今日は月に一度のばあちゃんがお泊まりするショートステイの日だ。家はハナちゃんと二人っきりなのでめっちゃ、静か。
 要介護3で90歳を過ぎたばあちゃんは常に何か唸り声というか独り言を言いながら家で生活をしている。もともと声が太い人なので、かなりの騒音だ。静かになったと思うとウトウトと居眠りしている。そのわずかな時だけはラジオのスイッチが切れたかのように静かだけど、眼が覚めるとまた何か意味のない声を出し始める。
 だから、今晩のように静かな夜は月に一回だけ。今日は会社から家に戻った後、家干しした洗濯物を片付けたり、新しく洗濯物をやっつけたり、ご飯を炊いてラップに包んで冷凍保存したりしていたら瞬く間に寝る時間になってしまった。今年も早11日目。時の流れは速い。すぐに2月を入ってしまうのだろう。 



 読みさしの本ばかりが溜まっているけど、新聞の広告をみて気になっていた本をまたAmazonでポチッしてしまった。ネットでポチッは僕にとってストレス解消になっているのかもしれないなあ。
 


クスミティーのデトックス効果

2018-01-10 | 健康


 晩御飯は讃岐うどんにした。冷凍讃岐うどんに白菜と鶏肉を入れただけのシンプルうどんだけど、冷えた身体には温かいうどんが最高。美味しかった。
 食後、お湯を沸かして、クスミティー(KUSMI TEA)のBlue Detoxを煎れて飲んだ。フランス、パリの老舗紅茶店KUSMI TEAのデトックス缶を毎日飲むと体内の毒素が排出されるとか言われている。毒素はともかく、これを飲んで少しでも痩せれたらいいなあ。イワシの頭も信心から、デトックス効果を信じるものは救われるはず。淡い期待を持ちながら神妙な気持ちで飲んだ。


白くまブランケット

2018-01-09 | 健康


 冷たい風の吹く寒い一日だった。仕事から家に戻ると、定期購読しているアウトドア月刊誌BE-PALの2月号が届いていた。今回のおまけはフリース素材の膝掛けブランケット。
 さっそく僕の膝に乗ってウトウトするハナちゃんに掛けてあげたら、僕の脚全体が温ったか〜くなり、こりゃー快適。今まで膝掛けなんて使ったことがなかったけど、寒い日がこれからも続くので、この膝掛けブランケットを愛用しよう。



 息子の工房では毎日薪ストーブを焚いている。薪ストーブの温もりが恋しいけど、我慢だ。今度の週末は秘密基地の薪ストーブで温もろうかなあ。
 ハナちゃんと二人、この膝掛けブランケットを膝に掛けて、寒い冬を乗り切らなくては・・・


ハナちゃんにお年玉

2018-01-08 | トイプードル


 山の友達と近くの里山を歩く約束をしていたけど、あいにくの雨で、仕方なく山用品の店「アシーズブリッジ」をぶらぶら。キャンプ用品の品揃えが充実してきたなあとか、新しいザックの傾向など面白い発見がいくつもあった。たまには山のショップに顔を出さないといけないなあ。
 特に買い物もせずアシーズブリッジを出て、総社市の「bless dog cafe」に向かった。
 雨のためか店内はドッグでいっぱい。ここにはドッグランがあるらしいけど、この雨では外に出られないので仕方ない。ハナちゃんも多くのドッグに気圧されたのか珍しく大人しくしていた。



 お年玉だからと、友達がハナちゃんに服を買ってプレゼントしてくれた。ハナちゃんはますます衣装持ちになった。


すき焼き鍋を囲んで

2018-01-07 | 健康


 日曜日は朝から年賀状の整理をした。欠礼があってはいけないと思って。一人一人、名簿と年賀状をチェックし、新たに5名の方々に年賀状をしたためて投函した。



 夕方、息子から一緒に晩御飯を食べようというメールが入った。久しぶりだ。
 孫と一緒にすき焼きなべを囲んで呑む酒は最高。孫も自我が芽生えたのか自己主張や自己欲求をストレートに表出するようになってきた。一歩一歩、着実に成長してしている。これからがますます楽しみだ。


吉永小百合さんを見習わなくては

2018-01-06 | 健康


 正月明けの3連休はありがたい。心身ともに正常に始動していないので、この3連休の間にアイドリングを済ませることができそうだ。



 今年初めてスポーツジムに出かけた。マシーンの上で走ったり歩いたり5km。サウナから出て体重計の数値を見てガクーッ! 衝撃の一瞬だった。まさかそれほど・・・
 ある程度、予想していたものの、目の前に数値を突きつけられると言い逃れできない。年末に忘年会が立て続けにあり、その後も食生活はガタガタに乱れ、酒もよく飲んだ。
 そりゃあ、太るわなあ、と醒めたもう一人の僕がつぶやく。



 来月は生活習慣病の健診があることだし、気合いを入れて生活習慣を立て直さなくてはいけない。



 油断するとすぐに太る。今朝の朝日新聞に掲載された記事、吉永小百合さんは健康のため、若さを保つために週数回のスイミングと毎日腹筋を100回しているという記事を読んだ。少しは見習って、運動をしないといけないなあ。


ニューヨークのドッグ事情

2018-01-05 | トイプードル


 今回の渡航でニューヨークのドッグ事情が少しだけわかった。結論として、ドッグにとってニューヨークはとても暮らしやすい街だと思った。



 まず、バスや電車などの公共交通機関にドッグは普通に乗れるようだ。他の乗客がそれに対して文句を言う人は一度も目にしなかった。
 盲導犬は別にして、ワンちゃんを抱きかかえて乗車する人を見かけたけど、当たり前の日常の光景なのだろう。







 全米コーヒーチェーンのスターバックスにワンちゃん連れが当然のように来店したり、美術館にワンちゃんを連れて入館していた。セントラル・パークにも自由にワンちゃんを連れて散歩をしている人がたくさんいた。

 
 
 ドッグと人間の共存は決して容易なことではないけど、飼い主がまずマナーを守ることが大前提なのだろう。実際、NYで見たドッグはどのドッグも飼い主の言うことを守るおとなしいドッグばかりだった。



 ペットを飼う飼い主の心得、意識はかなりレベルが高そうだ。だから社会がペットに対して寛大でいられるのだろう。日本の現実を見ると彼我の差があるけど、いつかはニューヨークのようになったらいいなあとつくづく思った。


潔く、捨てる

2018-01-04 | 健康


 NYから家に戻り、荷物の整理をして、ハナちゃんと遊び、洗濯をしたりしていたら夜中の2時になってしまった。少しも眠気がこないので時間が過ぎている感覚がない。時差ボケもあるけど、時間感覚が完全におかしくなっている。4日の仕事始めまでに体内時計のリズムを取り戻さないといけないなあ。



 すでに新しい一年が始まっている。これといった大きな目標はないけど、健康維持のためにもう少しバランスのいい食事と適度な運動に気をつけて一日一日を過ごしたい。それから、断捨離ほどストイックでなくていいから、タンスや机の引き出しや物置の中のモノを大胆に整理しよう。
 この歳になると身辺整理は息子や娘に対して最低限、果たすべき義務のように思えてきた。その実行に許された時間のカウントダウンはすでに始まっている。
 整理するという意味は、捨てる決断をして行動に移して完結させるということ。
 <捨てる>
 <潔く、捨てる>を今年の目標にしよう。


映画ダンケルク

2018-01-03 | Weblog


 ゆっくりと朝食をとった後、電車でJFK空港に向かった。羽田便ならではの、ゆったりとしたスケジュールで帰国できるのがいい。
 13:20 離陸。定刻より遅れること30分。機内の唯一の楽しみはオンデマンド最新映画のビデオ鑑賞だ。さっそく映画を見始めた。往路と同じ本数の和洋5本の映画を14時間足らずの飛行時間の間に観ることができた。今回の旅では往路と合わせてちょうど10本の映画を観たことになる。中でも印象に残った映画はダンケルクだ。第二次世界大戦でフランス北部のダンケルクまで追い詰められた英仏連合軍を救出する話だ。取り残された兵士40万人の救出をイギリスのチャーチル首相が命じ、1940年5月26日、軍艦や民間の船舶まで総動員して成功させた救出劇は実話に基づいている。いい映画に出会えた。



 17:10 羽田空港に着いた。毎日、気温が氷点下の環境の中で過ごしてきたので、羽田空港の国際線ターミナルから国内線ターミナルにバス移動のため屋外に出てもまるで寒さを感じなかった。予定より30分遅れで岡山空港に到着。夜更けなのに寒く感じないのは、氷点下のニューヨークの自然環境に身体が慣れてしまったからだろう。薄着にもかかわらず、暖かいと感じるくらいだった。
 短いNY、Apple Stateの旅は終わった。




セントラルパークの存在

2018-01-01 | 健康


 今日も電車でマンハッタンに出かけた。ホテルから駅に向かう途中、毎日利用しているスーパーマーケットの入口のドアに張り紙があるのを見つけた。元旦は午後3時に閉店するという内容。帰りに買物をするつもりだったのに予定が狂い、仕方なく買物を済ませていったんホテルに戻ることにした。
 MTAの電車F線に乗り、セントラルパークのそばの57St.駅で下車して、あてもなく6番街を南下する。



 ロックフェラーセンターに立ち寄ると、スケートを楽しむ人々がいた。このロックフェラーセンターはバブル期に三菱地所が買収して一時期、所有したことのあるビルだ。ジャパンマネーによる海外物件の買いあさりを象徴する事件で、アメリカの国民感情を逆撫でし、大きな反感を買ってしまった。そういえば、そのうちエンパイヤーステイトビルディングも日本企業の手に渡るのではないかとまことしやかに言われていたなあ。
 遠い過去だけど、奢れるものは久しからず。無常を感じる。



 ほどほどに6番街を歩いてから向きを変え、今度は7番街を北上する。タイムズスクエアに入るとゴミ、またゴミで、色とりどりの紙切れが風に舞っていた。昨晩深夜のニューイヤーのカウントダウンで高層ビルからばら撒かれた紙しぶきの残骸だ。ニューヨーク市の清掃車がバキューム作業をしていたけど、その程度できれいにゴミが片付くとは思えない。
 タイムズスクエアを象徴するToshibaの輝かしいネオンサインも今回が見納めだ。東芝がタイムズスクエアのネオンサイン契約を打ち切るというニュースをずいぶん前に耳にしていた。会計の偽装報告によるコンプライアンス違反の影響も受け、東芝の業績不振による立て直しのためのコストカットの一環だろうけど、日本が世界に誇った巨大メーカーの凋落を見るようで日本人として複雑な心境、一抹の寂しさを感じた。



 ほどほどにお腹が空いてきたので、SHAKE SHACKに入る。僕の中ではSHAKE SHACK以上に美味しいハンバーガーに出くわしたことがないから世界一のハンバーガーだと信じている。
 混雑した店内で椅子を確保して美味しくいただいた。ただし、こんなに寒い季節なのにこの店では冷たいドリンクしか提供していない。僕は仕方なくアイスティーを飲み、大半を残した。アメリカ人のサービス精神の欠如というか、傲慢なこだわりに呆れる。飲み物目当てで来た訳ではなくて、ハンバーガーを食べたくて入ったのでいいんですけど〜とお客の方が卑屈になりそうなくらいお客様に迎合せず、自信で満ち溢れたサービス内容を貫いている。氷点下の環境ではお客はホットドリンクを飲みたいと思うだ・ろ・う、と一人ぶつぶつ。



 人、人、そして人。肌の色も言語も違う世界中のありとあらゆる人種がここにはいそうなくらい雑多な人種の人々が歩いている。これがニューヨークだ。でも僕はタイムズスクエア界隈の人の多さに辟易して、セントラルパークに向きを変えた。セントラルパークの自然を渇望して、セントラルパークに逃げ込んだというべきか。



 大都市のど真ん中にこれほど自然豊かな公園を作り、きちんと管理をして維持していることはすごいと思う。







 セントラルパークに来たらジョンレノンにも敬意を表して尋ねておかなくてはいけない。ストロベリーフィールズにあるジョンレノンを偲ぶモニュメントの周りには、すでに多くの人々が訪れていた。
 イマジンの歌にあるように、この地球上から争いがなくなって平和になる日がいったいいつになったら実現するのだろうか。

Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today
Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace, you
You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as one
Imagine no possessions
I wonder if you can
No need…
You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as on





 適度にアップダウンのある公園のトレイルを気持ちよくウォーキングを続けた。もしこの大都市、ニューヨークにセントラルパークの憩いの場がなかったら何と殺伐とした無機質な都市でしかなかっただろう。セントラルパークがあることで、この大都市にあってどれだけ心豊かに過ごせることだろう。これほど大都市と公園のバランスのいい相関関係について成功した事例があるだろうか。



 日本の大都市、東京も学ばなければならない。



 ホテルに戻り、シャワーを浴びてからビールを飲む。ビールをやっつけてから日本酒「一本義」純米大吟醸を飲む。日本酒は僕を正月気分にさせてくれる。
 今日もよく歩いた。Fitbitの計測歩数27,557歩。



 大統領就任後、初めてニューイヤーを迎えたトランプ大統領の力強い演説がテレビに流れている。アメリカ ファーストを訴えている。トランプ大統領の排外主義的な言動が今のアメリカ国民の多数の支持を得ているのかと思うと、これから先の国際緊張がますます心配になってしまう。

 元旦のお屠蘇も適度に体内にまわり、心地よく酔った。気分は最高。そして毎度のことながらあらためて旅を総括して確認する。日本ほどいい国はない、と。



 明日、ハナちゃんの待つ日本に帰ろう。
 そして、また来よう。この混沌としたニューヨークへ。