飯島惠道さんの生き方

　今日は一日、雨が降り続いたので、ハナの散歩はできなかった。
　今朝のラジオ深夜便「明日への言葉」、飯島惠道さんの話しは面白かった。飯島さんは生みの母親が彼女を育てることができなくて尼寺に預けられて、住職さんの祖母と母親に育てられる。好きな生き方をしていいと言われ、看護師になり、諏訪中央病院の緩和ケア病棟で５年間勤務する。尼寺の祖母の介護が必要になってきたこともあり、看護師を辞めて尼寺の薬王山東昌寺に戻る。住職のかたわら2011年からデイホーム楓の看護師、ケア集団ハートビート代表をつとめ、地域の生老病死のトータルケアを実践されている。医療と宗教に風穴を開ける生き方はエネルギッシュだ。ラジオを聴いて、朝から大きな活力をもらった気がした。

学校の教室で安らぎを与えるハリー君

　夕食後、ハナちゃんをシャンプーした。ハナちゃんのシャワーは１週間に１回のペースだけど、暖かくなったお陰でドライヤーする時間が短くてすむようになって大助かりた。ドライヤーした後の清潔感のあるシャンプーの香りが好きだ。
　今日の朝日新聞の朝刊にオーストラリア、シドニー西部の中高校に生後7ヶ月のオス犬のハリー君が登校して、級友たちのストレスを和らげて勉強を後押ししているという記事が掲載されていた。教室の中ではハリー君が生徒たちの間で静かに椅子に座っている写真が載っていた。毎週、火曜と木曜に登校している。ハリー君が教室にいるだけで生徒の私語が減り、スピーチが苦手な生徒も緊張せずに話せたとか内向的な生徒がハリーと触れ合う中で周囲と話ができるようになったといった癒し効果が出ているのだとか。ドッグセラピーのようなものだ。日本の学校でもそのうちハリー君のような犬が登校して活躍する時がくるのかもしれない。

「その時までサヨナラ」と「エンドロール〜伝説の父〜」

　Amazon Prime Videoで２作の映画を観た。一つは「その時までサヨナラ」。妻を列車事故で亡くした仕事中心の男が残された幼い息子と親子の関係性を取り戻す話。あと一つは「エンドロール〜伝説の父〜」。ガンで余命の少ない男が、幼なじみで売れない映画監督をしている友人に映画を作ってもらう話。生きている間に息子のために自分の姿、父親の生きた証を遺したいという友達の願いを叶えようと奮闘する姿にジーンときた。日本の映画作品はなかなかいいなあ。この前はカンヌ国際映画祭の最高賞「パルムドール」を日本作品で21年ぶりに是枝裕和監督が受賞したというニュースもあったけど、まだ観ていない日本の映画作品をもっともっと観たいなあ。

父の日のプレゼント

　夕方、久しぶりに息子ファミリーと近くの料理屋さんで食事をした。いつも一人で食事をしているので、孫を囲んで賑やかに会話をしながらとる食事は無条件に美味しくて楽しい。孫を膝の上に乗せて呑むぬる燗の酒も抜群に旨い。
　帰り際に、少し早いですけど、という言葉を添えて息子のお嫁さんから父の日のプレゼントをもらった。Tabioの５本指ソックスを３足。週末にはTabio社製のソックスを愛用しているので、とてもありがたいプレゼントだった。