さあ、花金だ。今日も仕事を終えたら山小屋に向かおう。
ノンフィクション作家、柳田邦男さんの話を、ラジオ深夜便で聴く。人は物語を生きている。なんて美しい表現だろう。人生を肯定的に生きよう。感性を枯れさせないように、いくつになっても自分が成長する生き方をしよう。
柳田さんの話を聴いていて、今、どう生きるかを今朝あらためて問われたような気がした。
さあ、花金だ。今日も仕事を終えたら山小屋に向かおう。
ノンフィクション作家、柳田邦男さんの話を、ラジオ深夜便で聴く。人は物語を生きている。なんて美しい表現だろう。人生を肯定的に生きよう。感性を枯れさせないように、いくつになっても自分が成長する生き方をしよう。
柳田さんの話を聴いていて、今、どう生きるかを今朝あらためて問われたような気がした。
夕方、息子ファミリーが娘の誕生日パーティに手作りのご馳走を携えてきてくれた。
今年はコロナの影響で孫の運動会にも行けなかったため、運動会の報告会さながら孫が活躍した話に耳を傾けながら久しぶりに美味しい酒を飲むことができた。
いくつになっても家族行事の誕生日パーティは楽しいものだ。お祝いされる娘も満面の笑みで嬉しそうだった。
気持ちよく酔いが回った頃、ケーキの蝋燭に火を灯し、バースディソングを皆で歌い、ケーキとコーヒーで締めくくった。
日中、ずいぶん涼しくなり、お昼の45分間ウォーキングも楽になった。歩くスピードも上がってきた。いつものお決まりのコースをただ歩くだけなのに楽しくてしょうがない。
まだ日傘は欠かせないけど、かく汗の量もほどよくて、会社に戻り仕事を始める時は気分も最高。いい季節だ。
台風14号の影響で残念ながら先週に続いて今週末の天気もさえないみたいだ。合い間に高原を散歩できたらいいなあ。
時間があると、先週放送されたラジオ深夜便、ピアニストの舘野泉さんのお話をNHKラジオ「らじる・らじる」で繰り返し聴いている。脳出血で右半身が麻痺してから、左手のピアニストとして84歳の今もフィンランドを拠点に世界中で演奏活動を続けておられる。
左手の演奏曲が100曲を超えているというから驚きだ。ピアノを幼少から弾き始めて80年。生涯現役のピアニスト人生、素晴しい。
舘野泉さんは何より心の持ち方が瑞々しい人だ。とても84歳とは思えない。いつかどこかのコンサートで舘野泉さんの演奏を聴いてみたいと思う。
新しい週の始まりだ。10月に入り、過ごしやすい季節になった。朝から清涼な空気に包まれて気持ちがいい。
週末は金曜日の夜、山小屋に入り、草刈りやログの外壁のペイントなどであっという間に過ぎた。
思いがけぬ良いこともあった。たまたま土曜日の夜、NHK BSプレミアム放送で山口百恵さんの40年前のラストコンサートが放映されることを知った。番組の始めから終わりまで、食い入るように観た。山小屋はテレビの音声を周辺に気遣う必要がないので、ボリュームをかなり大きくして臨場感を高めて観た。日本武道館での伝説の1980.10.5ファイナル公演の映像はまるで昨日のことのように新鮮だった。
当時21歳だった山口百恵さんは信じられないほど落ち着き、堂々としていて、28曲を歌い、引退の心境を語り、優しい空気に包まれたステージだった。ステージの終盤、娘はときどき涙を拭いながら観ていた。山口百恵さんが日本の芸能界にあって歴史に残る稀有のエンターテイナーだったことをあらためて知らされた。40年の年月を経ても何ひとつ色褪せていない素晴らしいファイナル・ステージ。2時間半余り、圧巻のショーだった。
真っ白なドレスを身にまとった山口百恵さんがステージのカーテンに消え、番組が終わったとき、娘と僕の二人、大きな拍手で感動と感謝の気持ちを表した。思いがけず素晴らしいテレビ番組に出会えた。
さあ、金曜日だ。夕方、いつものように県北に向けて出発する。
ニュースでJALが英語機内放送でLadies and gentlemenという挨拶を止めてAll passengersとかeveryoneを10月から採用することを知った。ジェンダー、LGBTQの人たちに対する配慮で、時代の流れを感じる。
コロナが騒がれ出してから出張に出ることもなく、ここ半年以上、航空機を利用していないけど、この間に世の中はコロナの影響もあって大きな変化と新しいスタンダードが生まれていそうだ。
僕はポジティブに物事を考える質なので、今回のコロナを負の面に偏った捉え方をしていない。プラスの面に目を向けて生きていきたいと思っている。ポストコロナの新しい時代は消費行動も働き方も住まい方も大きく変化する。そしてこれまでの常識を打ち破る多くの新スタンダードが定着するはずだ。
僕も今、新しい生活スタイルにちっちゃな挑戦をしている。自然豊かな高原の生活と便利な町の生活の良いとこ取りをし、QOLに重きを置いた暮らし方だ。
国勢調査の用紙が先日我が家に届けられてからまだ手をつけず、机の上に積んだままになっている。
僕が家庭を築いてから国勢調査の依頼があったのはこれで4回目か5回目だ。以前は地区の責任者に書き入れた国勢調査の用紙を手渡ししていた。今回はインターネットで回答できるようなので、地区の責任者の方と緊張しながら対面しなくてもよさそうだ。
僕は現実を正しく見たいためファクト重視を信条としてきた。だから国勢調査に限らず統計数値はとても有益な情報だと思っている。テレビのコメンテーターが好き勝手に語る内容よりも統計数値の方がどれだけ正確に事実に迫れるかは明白だ。
真摯に調査用紙に向き合って回答しようと思っている。国勢調査の回答期限10月7日まであと1週間だ。