さてきょうはまた漢字の話をしましょう。まず次の問題を解いてください。
■次の動詞の意味は何でしょうか。
(a) 操心하다 (b) 依支하다 (c) 營爲하다 (d) 支撑하다 (e) 呼訴하다
後で答え合わせをして…と思っていると忘れてします。
問題を解いたらすぐにフィードバック(피드백)してインプット(인풋)しましょう。
(a) 조심하다 : 気をつける
・건강에 조심하다:健康に気をつける
・말을 조심하다:言葉に気をつける
・뒤를 조심하다:後ろに気をつける
・실수를 하지 않도록 조심하다:失敗しないように気をつける
・불조심:火の用心
(b) 의지하다 : 頼る
同意語には기대다があります。
・지팡이에 몸을 의지하다:杖に体を預ける
・종교에 의지하다:宗教に頼る
¶ 자식들에게 의지할 생각은 아예 접었습니다.
(子たちに頼るつもりはまったくありません)
(c) 영위하다 : 営む
・농업을 영위하다:農業を営む
・삶을 영위하다,생업을 영위하다:生活を営む
(d) 지탱하다 : 支える,サポートする
・건강을 지탱하다:健康を支える
・살림을 지탱하다:生活を支える
¶날개는 비행기가 공중에서 그 무게를 지탱하는 힘을 얻는 기체의 주요 부분입니다. (翼は,飛行機が空中でその重さを支える力を得る機体の主要部分です)
.
(e) 호소하다 : 訴える
・법에 호소하다:法に訴える,出るところに出る
・무력에 호소하다:武力に訴える
・간절히 호소하다:切々と訴える
・살려 달라고 호소하다:助けてくれと訴える
¶ 최근에는 스트레스에 의한 불면을 호소하는 사람이 많아지고 있습니다.
(最近はストレスによる不眠を訴える人が多くなってきています)
韓国語の動詞には漢字語由来のものが少なくありませんが,漢字で書かれると,ちょっと日本語とのニュアンスの違いを感じますね。
日本語と韓国語では若干意味のずれのある単語をもう少し探してみましょうか。
낭패하다と「狼狽する」がありました。
日本語の意味は「うろたえ騒ぐ」ことです。
韓国語の낭패하다は「思い通りにいかない」とか「結果が期待通りにならない」という「困った」という意味があります。
낭패를 보다, 낭패를 당하다は,何かをしようとして(油断したために)失敗したり困ったことになることです。
¶얼마전 인터넷 쇼핑몰에서 옷을 샀다가 완전 낭패를 봤지 뭐예요..
(このあいだネットショップで服を買ったんですけど,完全に失敗しました)
上の例は,きっと自分が思ったものとは違うものが届いたんでしょう。
ネットで買うときには注意が必要です。
“참 낭패로군.”といったら「困ったなあ」という意味です。
¶벌써 막차가 떠났다니, 이것 참 낭패로군.
(もう終電が出てしまったとは,困ったなあ)
酒を飲み過ぎて終電に間に合わなかったのでしょう。
¶핸드폰을 집에 두고 나왔으니, 이것 참 낭패로군.
(ケイタイを忘れて出てきて,本当に困ったことになったなあ)
このように낭패를 보다, 낭패를 당하다はうっかりして失敗したり,不注意でマイナスのことが生じたときに使う表現だと言うことがわかりますね。
最近韓国ではやっている言葉に‘대략 낭패’というのがあります。
「失敗した」という意味の若者言葉です。
みなさんはこの「狼狽」という語の由来を聞いたことがありますか。
「狼」も「狽」もけもの偏(개견변)の漢字ですから動物には違いないのですが,どんな動物なのでしょう?
「狼」は前の二本の足が長く,後の二本の足が短いし,「狽」は逆に前の二本が短く,後の二本が長いため,狼は狽がいないと立てないし,狽は狼がいないと歩けないというオオカミに似た伝説上の動物だといわれています。
また,狼はちょっと頭が弱く,凶暴な反面,狽は頭の回転が速く性格も穏和だったといいます。
森の中では,狽が指示を出して狼がすばしこく獲物を捕っていたそうです,
つまりいつもに二匹で一緒に行動せざるを得なかったのです。
ですから二匹が離ればなれになった時には,お互いがひどくあわてふためいたそうで,そこから驚きうろたえることを「狼狽」というらしいです。
韓国語の意味も「苦境に陥って,何もできなくて困った」と言うことですからだいたいルーツは同じですね。
¶ 일을 그런 식으로 하면 낭패 보기 십상인데⋯”
(そんなことしてたら失敗するぞ)
こういえばちょっと高級感が漂う韓国語になりますね。
■次の動詞の意味は何でしょうか。
(a) 操心하다 (b) 依支하다 (c) 營爲하다 (d) 支撑하다 (e) 呼訴하다
後で答え合わせをして…と思っていると忘れてします。
問題を解いたらすぐにフィードバック(피드백)してインプット(인풋)しましょう。
(a) 조심하다 : 気をつける
・건강에 조심하다:健康に気をつける
・말을 조심하다:言葉に気をつける
・뒤를 조심하다:後ろに気をつける
・실수를 하지 않도록 조심하다:失敗しないように気をつける
・불조심:火の用心
(b) 의지하다 : 頼る
同意語には기대다があります。
・지팡이에 몸을 의지하다:杖に体を預ける
・종교에 의지하다:宗教に頼る
¶ 자식들에게 의지할 생각은 아예 접었습니다.
(子たちに頼るつもりはまったくありません)
(c) 영위하다 : 営む
・농업을 영위하다:農業を営む
・삶을 영위하다,생업을 영위하다:生活を営む
(d) 지탱하다 : 支える,サポートする
・건강을 지탱하다:健康を支える
・살림을 지탱하다:生活を支える
¶날개는 비행기가 공중에서 그 무게를 지탱하는 힘을 얻는 기체의 주요 부분입니다. (翼は,飛行機が空中でその重さを支える力を得る機体の主要部分です)
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(e) 호소하다 : 訴える
・법에 호소하다:法に訴える,出るところに出る
・무력에 호소하다:武力に訴える
・간절히 호소하다:切々と訴える
・살려 달라고 호소하다:助けてくれと訴える
¶ 최근에는 스트레스에 의한 불면을 호소하는 사람이 많아지고 있습니다.
(最近はストレスによる不眠を訴える人が多くなってきています)
韓国語の動詞には漢字語由来のものが少なくありませんが,漢字で書かれると,ちょっと日本語とのニュアンスの違いを感じますね。
日本語と韓国語では若干意味のずれのある単語をもう少し探してみましょうか。
낭패하다と「狼狽する」がありました。
日本語の意味は「うろたえ騒ぐ」ことです。
韓国語の낭패하다は「思い通りにいかない」とか「結果が期待通りにならない」という「困った」という意味があります。
낭패를 보다, 낭패를 당하다は,何かをしようとして(油断したために)失敗したり困ったことになることです。
¶얼마전 인터넷 쇼핑몰에서 옷을 샀다가 완전 낭패를 봤지 뭐예요..
(このあいだネットショップで服を買ったんですけど,完全に失敗しました)
上の例は,きっと自分が思ったものとは違うものが届いたんでしょう。
ネットで買うときには注意が必要です。
“참 낭패로군.”といったら「困ったなあ」という意味です。
¶벌써 막차가 떠났다니, 이것 참 낭패로군.
(もう終電が出てしまったとは,困ったなあ)
酒を飲み過ぎて終電に間に合わなかったのでしょう。
¶핸드폰을 집에 두고 나왔으니, 이것 참 낭패로군.
(ケイタイを忘れて出てきて,本当に困ったことになったなあ)
このように낭패를 보다, 낭패를 당하다はうっかりして失敗したり,不注意でマイナスのことが生じたときに使う表現だと言うことがわかりますね。
最近韓国ではやっている言葉に‘대략 낭패’というのがあります。
「失敗した」という意味の若者言葉です。
みなさんはこの「狼狽」という語の由来を聞いたことがありますか。
「狼」も「狽」もけもの偏(개견변)の漢字ですから動物には違いないのですが,どんな動物なのでしょう?
「狼」は前の二本の足が長く,後の二本の足が短いし,「狽」は逆に前の二本が短く,後の二本が長いため,狼は狽がいないと立てないし,狽は狼がいないと歩けないというオオカミに似た伝説上の動物だといわれています。
また,狼はちょっと頭が弱く,凶暴な反面,狽は頭の回転が速く性格も穏和だったといいます。
森の中では,狽が指示を出して狼がすばしこく獲物を捕っていたそうです,
つまりいつもに二匹で一緒に行動せざるを得なかったのです。
ですから二匹が離ればなれになった時には,お互いがひどくあわてふためいたそうで,そこから驚きうろたえることを「狼狽」というらしいです。
韓国語の意味も「苦境に陥って,何もできなくて困った」と言うことですからだいたいルーツは同じですね。
¶ 일을 그런 식으로 하면 낭패 보기 십상인데⋯”
(そんなことしてたら失敗するぞ)
こういえばちょっと高級感が漂う韓国語になりますね。
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