とうとう、かねて関係者が期待していた、日米でのAEO(認定事業者)制度の相互承認が実現しました。
6月26日に財務省が発表したものですが、26日(金)にベルギーブラッセルで、相互承認取決めへの署名が行なわれたとのことです。
6月25~27日には、ベルギーブラッセルで、WCO(世界税関機構の年次総会が行なわれましたので、それへの出席をかねて、署名が行われることになったんだろうと想像できます。
AEOについての相互承認の取決めは、日本としてはニュージーランドに次いで2番目、米国にとっては、ニュージージーランド、カナダ、ヨルダンに次いで4番目です。
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vv相互承認での取決め内容は、「米国輸入時のリスク評価に日本でのAEO資格を反映させる」などとのことですが、次の発表文をご覧頂ければ概要が分かります。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kanzei/ka210626.htm
ただし、具体的にどう変わるのかは、税関の審査や検査については相互承認が動き出しても、なかなか見えにくいのかもしれません。
なお、主な内容の4つ目に、
(4)両国税関当局は、一般に各種のセキュリテイ関連措置の適用に当たり、相手国のAEO企業に対しては、権限の範囲内かつ可能な限りで、その資格を考慮に入れるべきである。との文言があります。
今後の、米国のセキュリテイ関連措置としては、10+2ルール、輸出地での100%検査のようなものがありますが、「・・・考慮に入れるべき・・」と苦心した表現のあとが見られます。
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それにしても、NYの高層ビルを攻撃・破壊された米国と、わが国とでは企業のAEO制度への認識も
違いかねないため、スムーズに日米の相互承認の道が開けるか危惧する意見も聞かれましたが、どうやらここまできましたね。
担当官はいろいろ苦労されたんだろうと容易に想像できますが、まずは、お疲れさ~ん(^。^)ということでしょう。
6月26日に財務省が発表したものですが、26日(金)にベルギーブラッセルで、相互承認取決めへの署名が行なわれたとのことです。
6月25~27日には、ベルギーブラッセルで、WCO(世界税関機構の年次総会が行なわれましたので、それへの出席をかねて、署名が行われることになったんだろうと想像できます。
AEOについての相互承認の取決めは、日本としてはニュージーランドに次いで2番目、米国にとっては、ニュージージーランド、カナダ、ヨルダンに次いで4番目です。
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vv相互承認での取決め内容は、「米国輸入時のリスク評価に日本でのAEO資格を反映させる」などとのことですが、次の発表文をご覧頂ければ概要が分かります。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kanzei/ka210626.htm
ただし、具体的にどう変わるのかは、税関の審査や検査については相互承認が動き出しても、なかなか見えにくいのかもしれません。
なお、主な内容の4つ目に、
(4)両国税関当局は、一般に各種のセキュリテイ関連措置の適用に当たり、相手国のAEO企業に対しては、権限の範囲内かつ可能な限りで、その資格を考慮に入れるべきである。との文言があります。
今後の、米国のセキュリテイ関連措置としては、10+2ルール、輸出地での100%検査のようなものがありますが、「・・・考慮に入れるべき・・」と苦心した表現のあとが見られます。
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それにしても、NYの高層ビルを攻撃・破壊された米国と、わが国とでは企業のAEO制度への認識も
違いかねないため、スムーズに日米の相互承認の道が開けるか危惧する意見も聞かれましたが、どうやらここまできましたね。
担当官はいろいろ苦労されたんだろうと容易に想像できますが、まずは、お疲れさ~ん(^。^)ということでしょう。
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