
昨日は、沖縄戦から75年、追悼式が行われた。本来なら5000人以上の参加者なのに、コロナのためか、160人に絞られたようだ。
参加できなかった人たちはさぞ辛かったのではと思う。
今年の追悼式で、高校3年生の高良さんが平和の詩「あなたがあの時」ろ朗読した。テレビでは、詩を全部紹介できてなかったが、
今日の朝刊に、詩の全文がのせられていた。詩を読んで、胸が締め付けられた。
戦争の記憶を風化させてはならない、そのためにつらい体験を語り継いできた体験者に思いをはせ、過去を知ることができ、学ぶことができたと。
アジア・太平洋戦争で被害と加害に引き込まれた歴史の中で、特に、沖縄は、本土防衛の最前線に置かれ多くの県民が犠牲になったところだ。
その沖縄が、今だ、米軍基地の中心に置かされ、多くの犠牲を引き継いでいるこの現実。
今に政治の根幹がおかしいと思わざるを得ない。再び戦争させないために何が大切か、どう行動すべきか、先が短いだけに焦りすら覚える。
高良さんの「平和の光を消さないように」と訴えた心に私も強く共感した。

その思いをこめて、「般若心経」を写経した。
