![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/cc/88876f31e218de2c21f9062fafed5c49.jpg)
横浜の妹から、久しぶりに野見山先生のアトリエ日記をラインで送ってくれた。
野見山先生は、現在99歳のご高齢だが、洋画界の大御所で、東京芸大教授退官後も、絵画に、エッセイ、講演活動と精力的に活動をされている。
戦没画学生の作品を掘り起こし、窪島さんと無言館の開館に尽力されたことは有名である。
妹が、先生の末端に繋がっているようで、いつも情報を聞かせてくれていた。
私も何度も講演をお聞きしたが、博学で面白い。ご自分の失敗談も含めて赤裸々に話され、飾らない人柄にほれこんでいる。
この、アトリエ日記も芸術雑誌に毎号連載されているのだが、時々送ってくれていたものだ。
今回の日記の中で、さすが先生だといたく共感した部分だけをみんなに知ってもらいたくてブログにのせた。
「おそろしい国に変貌しかかっているようで、怖くてならん。戦争好きな政府が、コロナウイルスを利用して人心を掌握しようとしている。経済も裁判も
首相の肝煎り。今に報道関係も。」と。
コロナで展覧会も延期、講演も中止の中、ご自分も発熱しても受診もままならぬ状態を経験され、大変な状況が綴られた日記、身に詰まされたところだが、
100歳を前にこの感性と、強く共感した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/82/ade08964e9f851e07b8c5af4dae29572.jpg)