シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

桜吹雪の半田山植物園 

2020年04月10日 | 日記


朝、本当に久しぶりにUさんからお電話あり。ここ2年近く音信不通になっていたのだ。と言うより、私の連絡にお返事がもらえなかったのだ。
「1時の会いたい」と。驚くと同時に、やっと連絡が来たとほっとした思いで、指定の場所に行った。
昨日作ったつくしの炒めをタッパーに入れ、特別友人からいただいたマスク10枚セット分、可愛いつくしのガーゼハンカチなど詰め合わせて持参。
彼女は早くもケーキセットを注文して待ってくれていた。
無沙汰を詫びると同時に、私の不注意から彼女の心身を深く傷つけてしまったこと、気が付くのが遅くなりお詫びが大変遅れたことなど、
深く深くお詫びをした。彼女は、傷ついた当時は怒りや腹立たしさで許せなかったが、今は回復し、やっと許せる気持になったこと、
過去を見るのではなく、これからを気持ちよく過ごしたいので、今までどうりのお付き合いをしたいとの申し出。
まだまだわだかまりが完全に消えたわけではないが、水に流そうと言われ、握手を交わした。彼女の言葉を信じることにした。

  

  

風が少し強かったが、彼女の好きな半田山植物園に行くことにした。友好都市洛陽市から頂いた、牡丹が、半田山植物園に植えられ、
毎年はなやかに咲き乱れている。今年は早く咲き始め、今が満開の見どころとのことだ。
牡丹の華やかさに酔いしれ、散り始めた桜吹雪が風に舞い澄んだ青空に吸いこまれて行く風情に、日本の春を堪能した。
桜吹雪は散歩道を薄いピンクに染め、花びらを踏むのをためらうほどだった。
新型コロナの影響で、園内での飲食は禁止されていて、入園者もまばらなので、彼女とふたりだけの世界に浸った。

ずーとしこっていたブルーな気持ちが少し晴れたようで、安堵の一日になった。

 珍しい黄色のカタクリの花

降圧剤が無くなった!

2020年04月08日 | 日記
 初めてオダマキが一輪咲いた

家庭医の受診をして、血圧の薬を貰わなくては。あまり行きたくないのだが、薬を飛ばすのも不安だ。厚めのマスクして受診した。
空いていることを期待したが、3~4人待っている。離れた椅子に座って待つ。血圧は、110~58で問題なかった。
スーパーでそそくさと食料を買って帰る。

昨日県立図書館で借りた、原田マハ「異邦人(いりびと)」を読み始める。2~3ページ読まないうちに本は胸の上になりダウンした。

 蝋梅の実がついた

桜吹雪に魅せられて

2020年04月08日 | 日記


緊急事態宣言が出されているが、私にとっては大切な仕事とばかりに、マスクをつけ、話しは最小限にするなど注意して出かけた。
まずは、巻き爪センターに。両足親指の巻き爪の手術をして40年になるが、その後遺症ともいえる爪の肥厚のため自分では切れず、
巻き爪センターで切ってもらっている。3カ月ごとに行っているのだ。今回はコロナに気を取られ1カ月以上伸びた。もう限界となっていた。
当分安心だ。
かっての上司のAさん宅へ。「白隠禅師物語」の本を返しに。体調が良くないとのことだが、奥さんとお話ししているのを聞いていることが楽しいと
書の王義之や顔真卿、猪遂良の臨書の話や奥さんの着物談義など、ついつい長話になり楽しい時間を満喫した。
窓から見えるお隣の桜の大木に見とれ、ついにお庭に入らせてもらい、風に舞い散る桜風情に見せられ堪能させてもらった。

  かいどうも満開
 珍しい翁草

今日の本命である県立図書館に本の返却と予約していた原田ハマさんの「異邦人」を借りて帰宅した。
勿論あれこれ仕事を片付けたのは勿論だ。久しぶりに充実した一日になった。

ついに7都市に緊急事態宣言!

2020年04月07日 | 日記


ついに、緊急事態宣言が出された。わが県には出されてないが、毎日1人は感染者が出ている。経済・生活は勿論、身も心も荒んでいくのでは?
落ち着かない毎日が続く! 
午前中は自宅でゴソゴソ。午後から、今年度初めての着付け教室だ。今回から回数を減らして参加することにした。全部やめるには、自信がない。
まだまだ、先生の助言がいる!

半巾帯の矢の字結びと、お太鼓結びの両方を練習した。母の着物を着て見たが、小柄だった母の着物は、私にはぴちぴちで、着るのに難しかった。
様になるまで四苦八苦したのは言うまでもない。 でも、虫干しができて良かったと思う。
先生のお庭の桜が満開で、風に花びらが舞いとても優雅な気持ちになった。これで「コロナ」がなければとつくづく思う。
  先生のお庭の花たち
 今日は満月だ、

高台の友人宅 拝見!

2020年04月06日 | 日記


  Mさんのアトリエ

40年来の、現職時代に大変お世話になった友人のMさんとお会いした。
ご主人を亡くされてもう2年になろうとしている。最近やっと元気が出て、ご自分なりの生活を考える様になられたとのこと。
生前ご主人が書き溜めておられた文化建築遺産の研究をまとめられ、出版された。その一冊を贈っていただいたところ、そのご本を頂きたいと
私のN友人が2冊所望され、厚かましくも頂くためにお会いしたのだ。1冊はご自分用、もう1冊は、彼の友人で、古民家の取材を放映されたNさんに差し上げたいとのこと。
Mさんはとても喜んでくださり、2冊持って来てくださった。ご本の話から、昔話、そしてわがブルーの心境迄ゆっくり話ができ、救われた思いになった。
Mさんはご自宅の庭にある大木をご近所迷惑になることからついに切ることにしたと話され、お別れに際して、その大木を画布に残しておくことにして描き始めるとのこと、
その大木を私も見納めしたいと、急遽ご自宅まで行くことにした。
 Mさんの作品
建築家のご主人と建てられた暖かい感触の木をふんだんに使った瀟洒なお家とアトリエ。山の斜面にあるお庭、芽をふきだした大木2本、素敵な景観だ。
高台から望む市街地がはるか遠くまで見晴らせて、身も心も癒されるようだ。私のブルーな気持ちは吹っ飛んでいた。
アトリエの雰囲気も素敵で、Mさんの感性に圧倒された。訪問させていただいて、感謝・感謝だ!

  お庭の珍しい草花