かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

大海山健康登山下見2

2017年12月22日 | 山歩き

新セラピー山口では来年1月21日に森林セラピー山口健康登山~大海山~の開催を予定している。
事務局からの連絡によると申込定員20名に対し、定員を上回る30名の申し込みがあり、駐車場の
スペースの関係で申し込みを打ち切ることになった。

大海山は自身の郷土の山であり、連日のごとく歩いているので、下見は不要みたいなものだが、
当日の予定コース及びオプションの立岩往復コースをゆっくりと歩いてみた。

行動記録 千坊川砂防公園P(7:50)→行者山(8:10)→見晴台(8:30)→大海山(9:00)→
立岩(9:15)→大海山(9:35)→中岳(9:50)→勘十郎岳(10:15~10:25)→千坊川砂防公園
(10:50) 所要 3時間

コースタイム 千坊川砂防公園P→行者山(20分)→見晴台(20分)→大海山(30分)→
立岩(15分)→大海山(20分)→中岳(15分)→勘十郎岳(25分)→千坊川砂防公園
(25分) コースタイム計 2時間50分(小休止含む)

※当日のコースタイムは今日の1.5倍、休憩を含み4時間半~5時間を見込んでいる。
但し、当日は班分けし、体力の不足している方にペースを合わすため、あくまでも見込みです。
オプションの大海山~立岩往復は進行がスムーズで時間に余裕がある時に限り実施するものです。

今日の歩行ログ スマホGPS 測位15m毎 歩行約5.7km

行者山の石像 素人だが左側から役行者、不動明王、蔵王権現、不動明王が中央にある
のは、大海山東麓にある不動院、不動滝と関連があるのでは?と思ったりする。その昔修験者が
不動滝で滝行したり、行者山で修験をしたのでは?と想像できる。近く大海山を歩く時に不動院も
じっくり観察してみることにしよう。役行者は四国の石鎚山の方向を向いており、当地が遥拝所
としても使われていたのではと想像できる。
なお、不動院の正式名称:大海ヶ竜不動院で、宗派は中山身語正宗、高野山真言宗系寺院のようだ。

行者山テラス横より朝陽のあたる郷土。

見晴台より大海湾、周防灘の波光と天使の階段。

過日、剛性不足であまり出番のなかったミズノの登山靴を廃棄した。その代わりにネットで調達した
クラシカルな登山靴、雪の無い時の県下の山ならどこでも行けるだろう。私の足は25.5㎝、ワイズは
4E相当の典型的な幅広・甲高だが、この靴は26.5㎝、ワイズは3E+相当、慣らしなしに足にピタリと
合い気持ち良く歩けた。これで皮革+ナイロン表皮製4足、皮革製4足、沢靴(沢足袋)4足のラインアップ
が復活した。皮革製は厳冬期2000m級、2500m級、3000m級と揃ってはいるが、行くのは精々
2000m級の厳冬期までだろう。厳冬期2000m級の登山靴は劣化が進んでいるので、機会をみて
また入れ替えるかも?

ところで、最近の登山靴は機能性や軽量化が進化しているが、ミッドソールのPUが長期放置で加水分解し、
いきなりぼろぼろになり剥がれたり、トウガードやラウンドソールのゴムが劣化したり、部分ハガレや
ソールの接着面が剥がれたりと耐久性などが気になる。さらにビムラムソールの厚みも薄く、雪の上
ばかり歩くのはともかく、すぐにへたるのではと思ったりする。表皮も縫い目からバリッと裂けると
いう話も聞く。これから調達するとしてもクラシカルなタイプになるのかな?

大海山山頂からの波光、今日は由布岳、鶴見岳の山塊もかすみ越しに確認出来た。

大海山の名所第2立岩 東側からみるとモアイ像の顔に見える。スケジュールに余裕があった場合、
大海山山頂にザックをデポし、オプションとして案内できればいい。

第2立岩を南側より見る。

第2立岩のテラスからは眼下に大海湾、防府市街などの絶景が拡がる。

登山道が削れ、撮りにくくなったが、勘十郎岳のツインピークス。

下山して駐車場に着くと、平日にもかかわらず車が18台、人気の山になったものだ。


森林セラピー山口健康登山~火ノ山連峰~

2017年12月17日 | 山歩き

森林セラピー山口では、山歩きを通して運動習慣を身に着け、より健康増進されることを願い
初心者を対象とした山歩きイベントを続けている。昨年度までは旧徳地町の山に限定して実施
してきたが、山口市からの提案を受け、今年から山口市全域の山を対象とすることにした。

しかしながら9月十種ヶ峰、10月東鳳翩山と荒天で中止となった経緯もあり、今回も天候が気に
なっていた。低温下で参加が27名から17名に減ってしまったが、案内人、スタッフ14名も
加え、総勢31名を3班に分け、全員が無事に歩き終えることができ、ほっと胸をなでおろしている。

セミナーパーク第5駐車場から歩き始め、火ノ山セミナーパークコースより、火ノ山山頂を目指して
歩き始める。歩き始めてすぐに衣服調整の時間を取る。途中のテラスではここから見える山や、
タカちゃん岩の紹介などして小休止する。喘ぎながら歩くと、ほどなく火ノ山山頂に到着する。

小休止の後に陶ヶ岳を目指し、三つのこぶを乗り越える。二つ目のこぶ(仮称:陶二ノ岳)手前
では、コースをあえて外し、軽い岩場歩きと10m程度のシダ藪漕ぎを体験してもらう。

陶ヶ岳山頂で昼休憩し、山頂西部から見える山の解説の後、十六羅漢と寝釈迦の摩崖仏の説明と
見学、山頂直下では観世音菩薩の摩崖仏の説明、オプションとしてロックゲレンデの紹介など
して下山にかかる。火ノ山の登りでは苦戦されたが、その後はスムーズに歩行出来たようだ。
全員が快調にセミナーパーク第5駐車場にたどり着いた。


スケジュール 開会挨拶、準備体操、班分け(9:00~9:15)→火ノ山山頂(10:05~10:15)→
陶ヶ岳(11:10~11:40)→セミナーパーク第5駐車場帰着(12:50)整理体操、アンケート
記入受後班別に解散。※班分け後は解散まで班別行動、コースタイムは1班のもの。

今回自身は全体進行と1班のリーダーを担当、ガイドに徹したので、画像は最小限です。

火ノ山山頂にて1班の集合写真、全員笑顔であふれてます。

バリエーションの岩場歩き。

下山してほっと一息、歩いて来た稜線を確認しながら、セミナーパーク第5駐車場に戻る。

最後も手を抜かずに、疲労予防の整理体操(3班の様子)。

それなりの準備はしてきたつもりですが、至らない点もありました。しかしながら参加者やスタッフの
絶大なる協力により、盛会裏に終えることが出来たことに感謝致します。

こぼれ話:イベント終了後、案内人・スタッフ4名を対象に登山靴メンテナンス講習会(泥汚れ落とし)
を開催する。・・・登山靴はある意味命を守るもの。適切なメンテナンス技術を身に着けて欲しいと
願うところから実施したものです。


風に吹かれて大海山

2017年11月23日 | 山歩き

引き続き火ノ山でシダ刈でもと思ったが、風が強いので、風に吹かれて大海山を歩いてきた。

森林セラピー山口では来年1月21日に大海山登山を予定しており、自身にとって自分の庭みたいな山
なので下見の下見(笑)など不要なコースだが、予定コースをゆっくりと歩いてみた。

行者山から見晴台直下へ向かうと、右田のトクさんに遭遇、いつものごとく丁々発止のやり取りをして
別れる。

大海山山頂でくつろいでいると、健脚で知られるKWご夫妻が来られ、山談議を交えながら軽めの
昼食をとる。

コースタイム 千坊川砂防公園→行者山(25分)→見晴台(20分)→大海山山頂(40分)→
中岳(15分)→勘十郎岳西峰(20分)→千防川砂防公園(35分)
コースタイム計2時間10分(小休止含む)

今日の歩行ログ(ログ取得:15m毎)

行者山登山道より勘十郎岳

行者山テラスより秋穂浦

見晴台より(以下3枚同じ)





波光たなびく大海山山頂

中岳より曲り松と大海山山頂方面

帽子岩と秋穂浦

ほのかに色づく癒し池周辺

勘十郎岳西峰より、遠くに門司の戸ノ上山、足立山、平尾台の貫山、福智山などが視認出来た。
画像はないが、大海山山頂からも鶴見岳、由布岳の山塊がうっすらと視認出来た。

大海山の秋色を逆光で


森林セラピー山口健康登山~飯ヶ岳~

2017年11月19日 | 山歩き

森林セラピー山口では林野庁 近畿中国森林管理局 山口森林管理事務所とのコラボ企画で飯ヶ岳登山を
実施しました。

参加者19名、山口森林管理事務所6名、山口市1名、森の案内人&スタッフ14名、総勢40名を3班に分け、
山口森林管理事務所から滑国有林、滑松保存活動、ブナ林調査活動などの説明を受けながら、
ブナ林コース~飯ヶ岳~滑松コースと周回し、全員無事に下山しました。

私は3班を担当、山歩き初心者が多いことから、危険個所の注意喚起と見守り、上り、急下りの歩き方、
登山靴の履き方などのレクチャー、山頂から見える山の解説などをさせて頂きました。

低温下の歩きとなり、説明や休憩などは体温の低下を防ぐため、短めとなりましたが、谷筋や山麓の
紅葉を参加者と共に楽しみました。

登山口で山口森林管理事務所より滑国有林の概況について説明を受けました。

滑松の保存活動の説明を受けました。周囲の紅葉も見ごろでした。

谷筋の錦織を全員で愛でました。

喘ぎながらも3班全員で無事に登頂!笑顔が弾けます。

往路も谷筋の錦織を観賞しました。

盛はやや過ぎていましたが、それなりでした。

往路でも滑松をゆっくり観賞しました。

大原湖キャンプ場への帰途、三本杉に立ち寄り、そのスケールを感じてもらいました。