新セラピー山口では来年1月21日に森林セラピー山口健康登山~大海山~の開催を予定している。
事務局からの連絡によると申込定員20名に対し、定員を上回る30名の申し込みがあり、駐車場の
スペースの関係で申し込みを打ち切ることになった。
大海山は自身の郷土の山であり、連日のごとく歩いているので、下見は不要みたいなものだが、
当日の予定コース及びオプションの立岩往復コースをゆっくりと歩いてみた。
行動記録 千坊川砂防公園P(7:50)→行者山(8:10)→見晴台(8:30)→大海山(9:00)→
立岩(9:15)→大海山(9:35)→中岳(9:50)→勘十郎岳(10:15~10:25)→千坊川砂防公園
(10:50) 所要 3時間
コースタイム 千坊川砂防公園P→行者山(20分)→見晴台(20分)→大海山(30分)→
立岩(15分)→大海山(20分)→中岳(15分)→勘十郎岳(25分)→千坊川砂防公園
(25分) コースタイム計 2時間50分(小休止含む)
※当日のコースタイムは今日の1.5倍、休憩を含み4時間半~5時間を見込んでいる。
但し、当日は班分けし、体力の不足している方にペースを合わすため、あくまでも見込みです。
オプションの大海山~立岩往復は進行がスムーズで時間に余裕がある時に限り実施するものです。
今日の歩行ログ スマホGPS 測位15m毎 歩行約5.7km
行者山の石像 素人だが左側から役行者、不動明王、蔵王権現、不動明王が中央にある
のは、大海山東麓にある不動院、不動滝と関連があるのでは?と思ったりする。その昔修験者が
不動滝で滝行したり、行者山で修験をしたのでは?と想像できる。近く大海山を歩く時に不動院も
じっくり観察してみることにしよう。役行者は四国の石鎚山の方向を向いており、当地が遥拝所
としても使われていたのではと想像できる。
なお、不動院の正式名称:大海ヶ竜不動院で、宗派は中山身語正宗、高野山真言宗系寺院のようだ。
行者山テラス横より朝陽のあたる郷土。
見晴台より大海湾、周防灘の波光と天使の階段。
過日、剛性不足であまり出番のなかったミズノの登山靴を廃棄した。その代わりにネットで調達した
クラシカルな登山靴、雪の無い時の県下の山ならどこでも行けるだろう。私の足は25.5㎝、ワイズは
4E相当の典型的な幅広・甲高だが、この靴は26.5㎝、ワイズは3E+相当、慣らしなしに足にピタリと
合い気持ち良く歩けた。これで皮革+ナイロン表皮製4足、皮革製4足、沢靴(沢足袋)4足のラインアップ
が復活した。皮革製は厳冬期2000m級、2500m級、3000m級と揃ってはいるが、行くのは精々
2000m級の厳冬期までだろう。厳冬期2000m級の登山靴は劣化が進んでいるので、機会をみて
また入れ替えるかも?
ところで、最近の登山靴は機能性や軽量化が進化しているが、ミッドソールのPUが長期放置で加水分解し、
いきなりぼろぼろになり剥がれたり、トウガードやラウンドソールのゴムが劣化したり、部分ハガレや
ソールの接着面が剥がれたりと耐久性などが気になる。さらにビムラムソールの厚みも薄く、雪の上
ばかり歩くのはともかく、すぐにへたるのではと思ったりする。表皮も縫い目からバリッと裂けると
いう話も聞く。これから調達するとしてもクラシカルなタイプになるのかな?
大海山山頂からの波光、今日は由布岳、鶴見岳の山塊もかすみ越しに確認出来た。
大海山の名所第2立岩 東側からみるとモアイ像の顔に見える。スケジュールに余裕があった場合、
大海山山頂にザックをデポし、オプションとして案内できればいい。
第2立岩を南側より見る。
第2立岩のテラスからは眼下に大海湾、防府市街などの絶景が拡がる。
登山道が削れ、撮りにくくなったが、勘十郎岳のツインピークス。
下山して駐車場に着くと、平日にもかかわらず車が18台、人気の山になったものだ。