二十四節期によると今は処暑、朝夕はしのぎやすくなり、夕暮れも早くなった畑では落日するとコウロギやスズムシが合唱を始める。若い頃はうるさく感じたが最近は耳にも心地よく感じられるようになった。余裕があるのかあるいは自然と同化した生活になったのだろう。我が家の畑や花壇は農薬を使わず、雑草もよく育っているので虫の格好の棲家になっている。今日は野暮用の後、庭仕事でもと思ったが日中はまだ暑さが厳しい。登山靴を洗って、花の剪定をちょっぴりで一日が過ぎた。お疲れモードなのかのんびり過ごした。写真は一期咲きの小輪ツルバラ、時期外れの残り花が咲いた。
昼下がり外に出てみると見事な入道雲(積乱雲)近くで雷鳴も聞こえたが、結局雨は降らなかった。奥地では通り雨が降っただろう。
四季咲きの小輪ミニバラ、こうして撮るとけっこうきれいだ。花後にお礼肥をあげよう。
夕方庭の水遣りをしているとノウゼンカズラにクロアゲハが飛来し、止まっていた。すぐに中断し、撮ってみた。静止することはほとんどなく、あまり近づけない。これぐらいが限界のようだ。
今日もなんの変哲もない時が過ぎたが、十分に安息、休養のできた一日だった。人を想えば山恋し、山を思えば庭恋し、庭を思えば人恋し、この繰り返しかなあ。
今日は野暮用及び体調やや不良でお休みを頂くことに・・・。朝から小秋日和?でしのぎやすそうだ。北日本では乾燥した秋の空が拡がってくるらしい。こちらももう少しで秋めいてくるだろう。何度も掲載した花で珍しくもないがせっかく咲いてくれたので庭の花でも。明日の夜は近くの周防大橋で花火大会が開催される。2階ベランダからも見れる。デジカメ写真初撮影でもトライしてみるかな?
ヤブラン、フイリヤブランの方は開花が遅れているような気がする。
ブルーサルビア:株分けした苗もかなり育ってきた。
キバナコスモス、一斉開花しないので全体写真はなかなかきれいに撮れない。
真っ赤なバラも庭の片隅でひそやかに開花していた。
チェリーセージ、庭で一番目立つのはこの花か?花期も長く庭のシンボルフラワー。
庭の花木も種類を増やしたい気持ちはあるものの、何かと気ぜわしくここ数年は買う事もない。職業人生も長くて後1年半の見込み。たいした貯えはあるはずもなく清貧に甘んじなければならないが、時間を楽しむ術はここ数年で身に付けたつもり。庭に限らずこだわっているものに時間をかけ、思い切りやってみたい。そのベースとなるものは精神面も含めた健康づくりにある。ささやかな夢を求めて今日も重い腰をあげ、行動しなくては。