違うんです。

天も高くなり、秋空の様相を呈してきた昨今だが、拙宅の庭ではこぼれ種で
生えてきたヒマワリが「あなたとは違うんです」とも言いたげに開花した。

自身も違うんですと言いたいことも多くあるが、なかなか言えずにいる。
国民の大多数がそうなのではと思っている。

天高く馬肥ゆる秋は到来したが、痩身は変わらず、澄み切った空のような
心境にはなかなかなれずにいる。その内なんとかなるだろう。

いろんなものを投げ出したい心境によく陥る。そんな中で庭いじりや山遊びは
気分転換の場も与えてくれる。そんなに追い詰められたものではないので、
ある意味贅沢な悩みになるかも？生きるってそんなものかなとふと思う。

庶民はたとえそれが自身の希望したものでなかったとしても、なかなか
投げ出せないのですよね。しばらく内なるせめぎ合いが続きそう。