かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

大海山:大正池~立岩新コース周回

2011年09月16日 | 山歩き

今年の早春の頃、山友K氏より大海山に立岩新コースが整備されたとの情報を得た。
その後、コースを開かれたS氏とも大海山頂でお会いし、話を聞く機会を得た。
定年退職後に故郷にUターンしたが、子供の頃山遊びしたコースが完全消失していたので
復活させたとのことだった。

気になりながら歩き残したコースだったが、8月中旬に偶然、大海山山頂で金光氏にお会いし、
やりとりしている内に、立岩新コースを共に歩き、不動滝コースを登り返し、千坊川砂防公園に
引き返す機会があった。

GPSを新たに買換えたこともあり、天神町地区の駐車地から大正池コース~山頂~立岩コースを
歩き、紹介方々レポしようという気になった。

コースタイム 駐車地(6:30)→大正池(6:45)→南尾根出合(7:15)→山頂(7:38~7:51)→
立岩コース分岐(7:58)→立岩(8:07)→第2立岩展望地(8:12)→テラス(8:16)→
立岩コース入口(8:36)→駐車地(8:40)

合計コースタイム 上り:70分 下り:50分  周回:120分

歩いたコースの軌跡は下図の通り、最近、地元里山愛好家の手により、立岩コース登山口付近が
ヤブ狩りされ、より快適に歩けるようになったことを申し添えておきます。

駐車地、車10台以上ゆうにおけそうなスペースがあり、多人数登山も可能。

この看板のすぐ北側に駐車スペースがあります。

大正池コース入口、別名:亀尾山の小さな案内版あり、30番札所入口の看板や
道仙屋の看板も目印になります。

大正池コース山麓は山野草がけっこう豊富です。ツルボの花。

マルバルコウソウ?

センニンソウ

コマツナギとクズの共演

クサギの花

大正池コース、立岩コース分岐・・・立岩コース登山口へはこちらからでも行ける。

彼岸花の群生地

アキノタムラソウ

大正池と亀尾山案内版

サイヨウシャジン

ふたたびヒガンバナ、他ヒヨドリバナの群生地もあったが、花は盛りを過ぎていたため、
撮ってはみたがボツにした。

クラシックな大正池コースの道もなかなか味がある。

雑木林と真砂の登山道

大海山南尾根出合地点

南尾根展望地より「別れの一本松?」と大海湾

地味だがキガンピの花

たったひとりの大海山頂

おにぎり1個ほうばっただけで立岩コースで下山

山頂北東部すぐにある福西山、不動滝、立岩コース分岐、福西山方面はヤブぎみで
ちょっと手ごわいのでベテラン向けルートです。

同じく分岐

立岩コース分岐道標、要所に道標やテープ目印があり、安心して歩ける。

同じく分岐

立岩手前の展望地より、我が郷土秋穂方面。

立岩・・北部より、現役のクライマーなら顔色も変えずにスルスルと頂部に立てるだろう。

立岩南部より

第2立岩展望地より防府市街

第2立岩の南部は1級の展望地

テラス岩5~6人はゆうに休憩出来そう。

テラス岩から前方の景色

立岩コース下山口・・・ここから2分程度で駐車地へ。

駐車地に戻ってきました。

車に戻り、帰ろうとすると予報に反して小雨が降り始める。天は我に味方した。

早朝2時間程度のチョイ歩きだったが、涼しい風も吹き、超気持ち良かった。
暑い時期は早朝登山がやっぱり快適ですね。

郷土の名山:大海山(亀尾山)もここ8年の間に、千坊川砂防公園を基点とした
周回、そして今回の天神町Pを基点とした周回と魅力的な里山へ変貌を遂げた。

現在は10年前ぐらいの人気の無いやぶ山の印象は完全に払拭された。
願わくばこのコースが末長く続いていくこと。静かに見守ることにしよう。