くじゅうで4日目の朝を迎えたが、風もやや強く登る気になれないので、帰途、英彦山に立ち寄り、
ぐるりと歩いてみた。8時30分出発、16時帰着。休憩やルートミスの無駄歩きも含めると所要7時間30分だった。
若い頃、当時の山仲間や実弟と歩いた記憶があるが、この山も超おひさの山になる。往時に比べると登山道の
崩壊も進み、歩きづらさはあったが、クライム気分は味わえた。
苔むす登山道
高住神社(豊前坊ともいうらしい)境内の天狗杉、望雲台への登山道はこの奥になる。
望雲台へはこの鎖場を突破し、
トラバースし、
再度壁状の鎖場を突破すると
ナイフエッジ状の望雲台にたどり着ける。左側はばっさりと切れ落ちた岩壁になっている。
こわがりさんは止めた方がいいだろう。
英彦山山頂、ここで軽めの昼食にする。まだ先は長い。
タツナミソウ
中岳を振り返る。山頂の風景は40年前と変わらない。
一等三角点のある南岳山頂
南岳山頂に咲くニシキウツギ・・・ハコネウツギと見分けが難しいが、どうやらニシキウツギのようだ。
登山道脇にある柱状節理の材木石
なんとか生きながらえていた鬼杉、上部は折れて無くなっている。40年前は?どうだったのか記憶が定かでない。
部分的に残る里道風の登山道
これもおひさの奉幣殿
4泊5日の山旅は英彦山で修行を積み?終えることにした。ひさしぶりのPキャン山行だったが、長者原での
キャンパーとの交流などで、必需品の可否を判断する良い機会になった。またロングPキャン山行を楽しむことにしよう。
必要と感じたのは携帯電話の予備バッテリーと車用の充電セット、風呂用のナイロンタオルや靴掃除用の
ブラシ他、また着替えなどは思いの他要らなかった。洗剤を持参し、いざとなればコインランドリーを使えばいい。