かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

十種ヶ峰 ヤマシャクヤク

2014年05月02日 | 山歩き

毎年この時期には定番になっている十種ヶ峰のヤマシャクヤクの開花確認のため、歩いてみる。
結論から先に言えば、今年は例年になく花付きが良く、より見ごたえのある開花になっています。
これから2~3日は見ごろのヤマシャクヤクが楽しめるでしょう。

最近、多くの登山者に知れ渡るようになり、混雑も予想されるので6時過ぎに自宅を出発した。
結果的にのこれが正解で、ヤマシャクヤク観賞コースでは2組4名の登山者とすれ違ったのみで、
ゆっくりと観賞することが出来た。

なお、西日本新聞の季刊山情報誌「のぼろ」春号に当コースが紹介されたこともあり、今年はさらに
登山者が増えそうです。また、70数台は駐車可の駐車場も満杯になることが予想され、早目出発が
お勧めです。今日も10時過ぎには大きい方の駐車場は満車になったとのことでした。
さらに今年より神社横の駐車場は有料(300円/日)となりましたが、これぐらいの負担は当然でしょう。
昨年に比べ、きれいに整地してありました。

コースタイム 神社横駐車場(7:50)→林道終点(8:25)→十種ヶ峰山頂(9:40~9:55)→
イノシシ避けゲート(10:55)→神社横駐車場(11:00) 上り 1時間50分 下り 1時間05分

※上りコースタイムは軟弱故の鈍足及び写真を多数撮ったので多めです。


落ちツバキとイノシシ避けゲート・・・通過した後はロックしましょう。

このような看板があったが、特に通行が困難とは思わなかった。このあたりは個人差があるだろう。

朝露に濡れるカキドウシ

ヤマシャクヤクの咲く谷は昨年の集中豪雨で土石が流され、ラショウモンカズラやヤマルリソウ他の山野草は
根こそぎ流され、ガレた沢になっていた。ヤマシャクヤクの生息地下部も少し流れていたが、そのほとんどは
大丈夫で見事な咲きっぷりを見せていた。

見ごろなヤマシャクヤク

群生の様子

柔らかい朝陽を浴びるヤマシャクヤク・・・とてもきれいな瞬間だ。

今年花付きが良いのは昨年まで幼苗だったものが、成長し、沢山花を付けたものと思われる。

新緑の森とヤマシャクヤク

きれいじゃのー。

ヤマシャクヤクを育てる癒しの森

尾根筋に咲くイカリソウ

ミツバツツジは健在、後方には弟見山、莇ヶ岳などの稜線が目視では見える。

下山道のヒトリシズカ

下山にかかり少しすると少年自然の家から登られたと思われる看護学院生の団体とすれ違う。
中には息たえだえの人も多くいたが、「山頂はもうすぐ、あせることはない。歩幅を狭くして、息が乱れないペースで
ゆっくりと歩きなさい」とアドバイスを送ると、ほっと安心してくれたようで良かった。

ショウジョウバカマ

ナガバノタチツボスミレの群生をカメラ任せのスミレ目線で撮ってみる。

ニオイタチツボスミレも。

下山道ではクロモジの木が沢山あり、目に付いた。

新緑きらめく登山道

神社手前から山頂方面を仰ぎみる。

満車の駐車場から山頂方面。