かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

福西山縦走

2014年05月21日 | 山歩き

梅光苑奥から福西山の登山道は約40年前陶ヶ岳のクライミングゲレンデで岩トレをしていた時に
別グループで来られていた方から「いいぞー」とは聞いていた。

だがその当時、心はアルプス一辺倒で、大海山なども含め、郷土のヤブ山に心は動かなかった。

また、岡研一さんの「ちょっと、そこの山まで」にも1989年3月に歩かれた記録が残されており、
迫田明さんの「防長山歌行2」にも1989年11月の記録がある。迫田さんの短歌には
「痛き棘 歯を食いしばり 捌き行く 断念せし峰 再度挑戦」とある。

過日、大海山を歩いた時、福西山から梅光苑に下るルートを篤志家の方が整備されたとのことで、
40年来、少し気になっていたルートを歩いてみることにした。

今回整備されたコースは岡さんや迫田さんが歩かれたコースとは異なり、全くの新コースといえる。

コースタイム セミナー第5P(7:25)→尾根出合(8:00)→福西山頂(8:30~8:35)→
林道出合(8:55)→市道出合(9:10)→県道出合(9:20)→セミナー第5P(9:25)
コースタイム計 2時間

梅光苑コースが出来たことにより、火の山連峰を歩いて時間や余力がある時、往復したり、
大海山~福西山と縦走した時、下山道などで利用し、楽しむと良いだろう。

梅光苑裏の林道を東へ直進すると水道タンクにぶつかる。登山口はフェンス沿いに左に曲がり、すぐ奥にある。

登山口の小さな道標、セミナー第5Pより約10分でたどり着ける。

登山口の全体画像

イノシシの沼田場(ヌタバ)、鹿なども同じようなヌタバをつくり泥浴びをして害虫などを取り除くらしい。

ピンクのテープと青のロープが山頂へといざなう。

一部沢をトラバースする。ここでうっかり滑ってしまいデジカメがあえなく水没、SDカードは呼び出し可だったが、
カメラ本体は電源入らずボツになるかも?ぼちぼちデジカメの更新を考えていたところ、画質などは犠牲にして
防水、耐震のアウトドア専用にした方が良さそう。当面デジイチでしのぐことになる。
ま、体の方はダメージが全く無かったので不幸中の幸いだ。

而してこれからはガラケーのカメラで撮ることになる。見通しの良い尾根から福西山頂を仰ぎ見る。

この尾根道の一部は火の山連峰の絶好の展望所になる。

違った角度から見る我が郷土も目に新鮮に映る。

絶景かな火の山連峰!

北東方面は花ヶ岳や楞厳寺山などの山なみが。

大河内林道に下ると道祖神がある。昔この道は結構人が行き交っていたのだろう。

福西山縦走が9時半頃には終了したので、過日歩いて善城寺ルートが気になっていたので下りで歩いてみる。
善城寺から善城寺山へは小学生の頃、良く遊んだ道になる。当時は燃料調達のために多くの人が山に入り、
網の目のように道が出来ており、どこでも安心して歩けた。
ところが数年前ヤブ覚悟で突入するも、胸まであるシダヤブに悪戦苦闘したことがある。これも地元A氏が
最近整備されたとのことで、ノスタルジーを感じながら歩いた。なお、画像は前述の理由等で撮らなかった。

コースタイム にこにこ館(10:05)→善城寺山頂(10:25)→中間ピーク(10:45~10:50)→
善城寺山頂(11:08)→善城寺ルート分岐(11:10)→善城寺(11:25)→県道出合(11:31)→にこにこ館(11:40)
周回コースタイム 1時間20分

千坊川砂防公園に車を置き、大海山~福西山~陶ヶ岳~火の山~亀山と縦走し、千坊川砂防公園に
歩いて戻ると結構な夏山縦走訓練コースになりそう。物足らなければ陶中学校まで回り、火の山連峰全山を
縦走し、千坊川砂防公園に戻ればいい。


オオヤマレンゲ

2014年05月19日 | ガーデン

今朝がたオオヤマレンゲを見るとつぼみがかなり膨らんでいた。周南市のランボー家でオオヤマレンゲが開花したとのことで
15時過ぎに庭に出てみると2輪が開花していた。つぼみが残り9個あるので順次開花していくことだろう。

山仲間よりオオヤマレンゲが開花したらブログに掲載して欲しいと依頼されていたのでアップしてみる。

逆光で透かし撮り

順光で


過日手配していたソロ用ビバークツエルトが届いた。いままで2~3人用のツエルトを持っていたが、単独行では嵩張り、やや重いので
夏場のキャンプ以外はほとんど使っていなかった。マグカップに入るような大きさで、いざという時はポンチョのような雨具としても
使えるタイプだ。日帰り単独行のときでもザックに入れ携行しようと思っている。あくまでも非常用なので使わずに済むこと済みことが
肝要。雨避けも含め、エマージェンシーシートよりは使い勝手はいいはず。


火ノ山連峰 岩トレ

2014年05月18日 | 山歩き

山の店右田:鍵谷さんが開催された岩トレーニング会(ボルダリング講習)に参加した。
当初右田ヶ岳の予定だったが、登山者も多いため、トレーニング場所を火ノ山連峰に変更することになった。

10時40分にセミナーパーク第5駐車場を出発し、12時頃から14時過ぎまで亀山や火ノ山の岩場で
ボルダリングを実施し、15時に第5駐車場に着き、山の店右田に帰着後解散する。

低下してしまった山歩きの意欲を少しでも呼び起こすべく、参加したものだが、久しぶりのボルダリングは
十分に楽しめた。過去何度もこの山で岩遊びをしたものだが、新たな岩で遊び方を習ういい機会になった。

また、さらに意欲を喚起すべく、アルプス方面の山歩きツアーも1件予約しておいた。もう1件追加するかも?
山グッズも2点追加で手配したし、これから山歩きをしっかり楽しもうと思っている。

今日の歩行・岩トレ?ログ

いざ亀山へ

灌木帯を抜ける。

亀山山頂南部の岩稜を下る。



鍵谷氏の華麗なマウントリングデモ・・・自身もトライしたが、かっての華麗なムーブはすっかり影をひそめ、
いきなり腿の筋が痛くなったが、ほどなく事無きを得る。

名田島の田園風景を眼下にボルダリング

なかなか安定したムーブですぞ!

足掛りの少ない岩をなんとかクリアー

チムニー風の岩で、左右に重心を移動しながら登る。

若手参加者の豪快な登り(リーチが違う!)・・・火ノ山山頂直下でも、鍵谷氏によるクラックの登り方の
実演もあったが、今までで満足したのか、全員が回避する。登山靴が傷んでしまうという理由もあった。

久しぶりのボルダリング・・・楽しさを少しだけ思い出したようだ。


薫風 大海山

2014年05月17日 | 山歩き

庭に埋没する日々が続いていたが、とうとう山を歩きたい虫が騒ぎだし、ならばと早朝に大海山を歩いてみた。
見晴台と大海山山頂では、少し遅れて歩き始められた隣地区の青年とご両親の家族ずれと合流し、
四方山話に花を咲かせた。

大海山頂でも話し込んでいると、その青年は私の長男と同じ会社の方で長男の2年先輩に当たる方だった
のでビックリしてしまう。出来の良くない息子だが、宜しくお願いしますと言っておいた。

いつもの左回りの周回コースだが、中岳を過ぎてすぐに、勘十郎岳の絶好の展望台である。白岩展望台が
地元A氏により、新たに整備されていたのでちょっと立ち寄ってみる。

また、勘十郎岳南尾根を下っていると、今日も整備に向かうA氏に出合い。最近、福西山から梅光園へと
下るクラシックルートが整備されたとの情報を得る。ここが歩けるとなると秋穂5座(大海山、福西山、陶ヶ岳、
火ノ山、亀山)を巡る周回ルートもより効率的に歩けるということになる。

ロングコースとなるが、夜明けと同時にスタートすれば、1日で十分歩けるだろう。
近く踏査も含めて歩いてみようと思っている。梅光園から福西山に登るルートは40年ぐらい前には
熟練した山岳会の方などが歩いていたクラシックルートになる。

コースタイム 千坊川砂防公園P(7:05)→見晴台(7:30~8:00)→大海山頂(8:25~8:55)→
勘十郎岳西峰(9:35~9:40)→千坊川砂防公園P(10:10) 周回計2時間(休憩65分除く)

千坊川砂防公園に着き、トイレを使おうと移動していると、今もフルマラソンを続けている会社の後輩Oさんと
数年振りにバッタリ遭遇し、積もる話を少しだけ?した。なんでもランニング仲間とBBQを楽しむらしい。
ゆっくりと精々楽しんで下さいと言い、お別れする。その後、秋穂道の駅で早目の昼食を済ませ、
右田山の店に立ち寄り、山の話を色々として帰宅した。山を歩きたい虫は目覚めたのか?

風景の画像は何度もアップしているので、今回は登山道脇、山麓、山中で咲いていた花をメインに
アップしてみる。

山麓に咲くコマツヨイグサ

見た瞬間何だろう?と思ったが、キリの花のようだ。以前は民家の敷地内に良く植えられていたが、
最近見かけなくなった。

登山道脇を彩るヤマツツジ

大海山山頂北部に咲くヤマボウシ、後方は亀山南尾根。

各所で咲いていたコガクウツギ

新名所?の白岩展望台から勘十郎岳東峰と西峰、ミニ鹿島槍ヶ岳の様相を呈す、ツインピークス

森のブルーベリー:ナツハゼ 生食やジャムにも出来る。

勘十郎岳西峰南部のヤマツツジと山紫水明の我が郷土

駐車場近くの林道脇にはスイカズラが咲く。