最近ではK-POPもすっかり日本での市民権を得たような感がある。かつては韓国歌手=演歌みたいなイメージがほとんどだったのだが、現在では本国でもトップスター・トップアイドルが日本でCDをリリースしたりコンサートしたりですっかり《壁》が取り払われている。時代は進んでるんだなぁ…
私がK-POPを聴いていたころは、ホントに一部のファンしか聴いていなくって、好きな歌手名を出しても周りでは全然反応がなかった。「ソテジ・ワ・アイドゥルが好き」と言ったところで判るわけがない、そんな時代だったのだよ。今や「ピが好き」とか「シンファが好き」と言ったらある程度喰いついてくるからいいよなぁ(哀)。
今回はそんな《K-POP潜伏期間》に惚れた女性アーティストを紹介しよう。彼女の名はパク・チユン。かつては細身ながらグラマラスな肉体で韓国の(そして私も)男性を虜にしていながら、現在ではその名を聞くことがほとんどない《幻のディーバ》である。
彼女を最初に観たのは、アジア関係の在庫が豊富なレンタルビデオ店『アジア映画』でレンタルした韓国の音楽番組のビデオであった。ある女性歌手がすごいセクシーな衣装で激しく踊るPVがやたら印象に残り、ただでさえ判らない韓国語を必死で聴きその歌手がパク・チユンという事が判った。しかし、その曲のCDを入手したいが曲名がわからない。アルバム名もわからない。何にも手がかりなしの状態で探し始めた。
そしてしばらくしてCDショップの最大手チェーン・HMVのアジア音楽コーナーで彼女のCDを売っているのを発見、当時4種類あったアルバムからPVで映っている顔を思い出し、同じ髪型でジャケ写に写っていた『パク・チユン 第3集』を購入した。このアルバムの3曲目に収録されている『成人式』というのがあのPVで観て彼女に惚れた曲だったのだ!
後日、同じ店で台湾製の彼女のベストアルバムが販売されていて、それにはPV6曲分と台湾でのライブが納められているVCDがおまけで付いていた。そんなお買い得物件があるんなら早よ出さんかいっ!結局買っちゃいましたけど…
画像はその台湾製ベスト盤付属のVCDに収録されていた『成人式』のPVから3点。さぁ、興味を持ったら早速輸入CD店へ!って、最近は置いてないんだよな、彼女のアルバム自体が。

