日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

淫行も均等で

2009年06月05日 | Weblog

 

淫行も均等で

 二五歳の女性が一八歳の少年に、性的交渉を迫り、その少年を追いかけ回して、警察に捕まり送検されたと言う世間の常識とはまるで反対の事件が起こった。蛙が蛇を飲み込んだ類いで面白い。
時として人間社会では面白い事が起こる。
 私は何故こんなことが起こるのか、神様にお願いかたがた、聞いてみることにした。
「神様。女が男を追いかけ回して、性交渉を強要するという、面白い事件が起こりました。神様が人間に授けなさった性エネルギーの発現形態は、男は能動的で、女は受け身だとばかり思って参りました。
が、今回の事件をみる限り、男女平等です。
神様。よくぞ、このことを今度の事件でお示しくださいました。何でも平等平等と言う御時世、それも結構でございます。
 そして願わくは、たとえ十年間だけでも、結構でございます。性エネルギーの発現形態を逆にひっくりかえして、つまり、女が能動、男が受動と言う形にはしてもらえますまいか。
そうすると世の中の有り様が、様変わりするのではないかと思います。
我々男には手出しができると言う特権がありますが、時としてそれは手負い傷となって、心はうずきます。
 能動的に、積極的にモーションをかけると言うのも、気分の良いことばかりではありません。特に小生の様な、この面にかけてはドジな男は、自分で手だしするよりも、むしろ先方から、モーションを掛けられる方が気が楽です。
気にいればうけりゃいいし、気に入らなきゃ
ノーサインをだせば良いと言うのは気楽なもんですぜ。 それに自分のモテ具合が分かるのも、自分自身を客観的に眺め、評価する上で、必要な事だと思います。
それよりも神さん。なんでっせ。
現代の社会は男と女の現状に合わせて、何事もフィックスされているから、逆の行動パターンになると、いろんなところで、チグハグがでて来て面白いじゃないですか。
 ええ?何ですか?。お前は暇人じゃと。
仰せの通りです。
齢も五十を越えると、普通ならば第一線を退かなきゃならん年代。
どちらを向いても、楽しい事などありゃしませんよ。金をかけた子供は巣立つわ、住宅ローンの支払いはまだ残っているわ、それにくわえて、自分たちの老後の生活に向けて、なにがしかの準備をせにゃならんわ、それはそれは、ほとほと疲れます。
 その上、心ときめく様な事が、日常生活の上に起こってくるかと言えばそんな事一つもおこりっこない。
 せめて世の中をひっくりかえしてみて、何か面白いものはないかと探すぐらいがオチです。
立場が逆になると言うのは、逆転の発想にもなり、新鮮な気分にもなること必定。中々面白いとはおもいませんか。
 神様は私と違って、この位のことをするのは、朝飯前の筈。
一度いたずらにやってみられたら如何です。