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■【きょうの人】 0115 松平 定信  江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫、寛政の改革

2021-01-15 08:46:00 | 【話材】 きょうの人01月

■【きょうの人】 0115 松平 定信  江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫、寛政の改革

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 松平 定信  江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫、寛政の改革


 まつだいら さだのぶ
 宝暦8年12月27日(1759年1月25日)-文政12年5月13日(1829年6月14日)


 江戸時代中期の大名、陸奥国白河藩3代藩主で、老中を務めました。江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫に当たります。

 1787年から1793年まで、1759宝暦8年12月27日、新暦では1月15日に寛政の改革を行いました。定信は、田沼の政策の経済政策をことごとく覆したとしばし言われます。

 天明の大飢饉における藩政の建て直しの手腕を認められた定信は、天明6年(1786年)に家治が死去して家斉の代となりました。田沼意次が失脚した後の、天明7年(1787年)、徳川御三家の推挙を受けて、少年期の第11代将軍・徳川家斉のもとで老中首座・将軍輔佐となります。

 田沼意次の政治により、武士の世界は金とコネによる出世が跳梁しており、農村では貧富の差が激しくなり没落する貧農が続出していました。

 天明の打ちこわしを期に、幕閣から旧田沼系を一掃粛清し、祖父・吉宗の享保の改革を手本に寛政の改革を行い、幕政再建を目指しました。

 幕府財政の再建の為に、大胆な財政緊縮政策を行いました。田沼時代の運上金、冥加金の上納を引き換えとして特権を与えるなどといった商業資本重視の政策は、下層への搾取を生み、富商・富農の誕生を促進させたと判断した対応でした。

 一方で、農村で大量離村が発生したりして苦慮しました。対策として倹約や風紀粛清に尽力しました。福祉政策として、飢餓に備えて各藩で「社倉」「義倉」に穀物を備蓄するよう命じたりもしています。

 教育政策では、朱子学による学問吟味=官吏登用試験を行うことによって、幕府に忠実な封建官僚群を育成しようとしました。

 ヨーロッパの情勢が変化する中、定信は消極的開国政策を示し、ロシアなどの対外政策を実施しました。

 松平定信の改革は、一定の成果をあげましたが、その厳粛な厳しい政治に対する反発から失脚しました。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

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■【心 de 経営】 経営四字熟語015 起死回生  手遅れになる前に企業の健康診断

2021-01-15 05:46:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■【心 de 経営】 経営四字熟語015 起死回生  手遅れになる前に企業の健康診断■ 

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

 

■  起死回生 (きしかいせい)   手遅れになる前に企業の健康診断


 起死回生は、回生起死とも起死再生ともいい、いまにも死にそうな人を生き返らせることです。

  私たち、経営士・コンサルタントは、平素はあまり見向きもされないことが多いのですが、いざ、手形が落ちない、とか、大手企業からの契約を打ち切られそうだ、といった、切迫した事態に陥ったときに、駆け込み寺として利用されることがしばしばあります。

  しかし、手遅れのことが多いのです。

  病人でも企業でも、重大な局面に陥ってしまうと手の打ちようがないことがあります。人間ですと、早期診断、早期発見、早期治療ということの重要性が認識されて来ていますが、企業が健康診断を受けたり、コンサルティング依頼をしたりすることはほとんどありません。

  経営が安定しているときに、企業が健康診断を受けることをお薦めします。企業がうまくいっているからといって安心していますと、人間ドックにはいったときにガンが発見されるように、企業が病にかかっていることがしばしばあります。

  「手形が落ちない。絶体絶命!!」という状況になる前に手を打っていますと、大過なくその状況を回避することができることがしばしばあります。そのために、手前味噌になりますが、企業も「かかりつけ医」すなわち経営士・コンサルタントを顧問として持つべきなのです。

  また、われわれが人間ドックに入るように、年に1~2回は最低でも健康診断を受けましょう。企業の健康診断の方法はいろいろありますが、その代表的なのが「ビジネスドック」です。ビジネスドックは、プロの経営士・コンサルタントから受けるのが普通ですが、その手法を習得すると自分達だけでも実施することができます。

  企業の健康診断だけではなく、経営戦略を見直したり、問題解決をしたり、経営理念を再構築したりと、用途は広く、効果が大きいのが特徴です。幹部研修や管理職研修を受講すれば、その手法を社内で利用できるようになり、目的に応じてビジネスドックを実施できます。

  企業経営者・管理職とお話しているとしばしば「うちは顧問税理士がいるから経営士・コンサルタントのお世話にならなくても大丈夫です」ということを聞きます。税理士の先生の中には有能な先生もいますので、そのような顧問の先生がいる企業では経営士・コンサルタントは不要かも知れません。

  しかし、一口に経営士・コンサルタントといっても、専門分野がいろいろとあります。脳の病気の時に、内科の先生に手術をしてもらうよりは、脳外科の先生の手術を選ぶでしょう。士業も同じで、「餅は餅屋」なのです。

  「経営士・コンサルタントの顧問料は高い」と思い込んでいる人が多いですが、「投資対効果」を考えますと決して顧問料は高くはありません。「家庭医」「かかりつけ医」を持つように気軽に経営士・コンサルタントをビジネスブレインの一人として受け入れましょう。

 「起死回生」
 倒産しかけている、絶望的な絶体絶命の状態から立ち直ることは、奇跡に近いことを知っておくべきではないでしょうか。
 

 

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 

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■【心 de 経営】 経営四字熟語015 起死回生  手遅れになる前に企業の健康診断

2021-01-15 05:46:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■【心 de 経営】 経営四字熟語015 起死回生  手遅れになる前に企業の健康診断■ 

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

 

■  起死回生 (きしかいせい)   手遅れになる前に企業の健康診断


 起死回生は、回生起死とも起死再生ともいい、いまにも死にそうな人を生き返らせることです。

  私たち、経営士・コンサルタントは、平素はあまり見向きもされないことが多いのですが、いざ、手形が落ちない、とか、大手企業からの契約を打ち切られそうだ、といった、切迫した事態に陥ったときに、駆け込み寺として利用されることがしばしばあります。

  しかし、手遅れのことが多いのです。

  病人でも企業でも、重大な局面に陥ってしまうと手の打ちようがないことがあります。人間ですと、早期診断、早期発見、早期治療ということの重要性が認識されて来ていますが、企業が健康診断を受けたり、コンサルティング依頼をしたりすることはほとんどありません。

  経営が安定しているときに、企業が健康診断を受けることをお薦めします。企業がうまくいっているからといって安心していますと、人間ドックにはいったときにガンが発見されるように、企業が病にかかっていることがしばしばあります。

  「手形が落ちない。絶体絶命!!」という状況になる前に手を打っていますと、大過なくその状況を回避することができることがしばしばあります。そのために、手前味噌になりますが、企業も「かかりつけ医」すなわち経営士・コンサルタントを顧問として持つべきなのです。

  また、われわれが人間ドックに入るように、年に1~2回は最低でも健康診断を受けましょう。企業の健康診断の方法はいろいろありますが、その代表的なのが「ビジネスドック」です。ビジネスドックは、プロの経営士・コンサルタントから受けるのが普通ですが、その手法を習得すると自分達だけでも実施することができます。

  企業の健康診断だけではなく、経営戦略を見直したり、問題解決をしたり、経営理念を再構築したりと、用途は広く、効果が大きいのが特徴です。幹部研修や管理職研修を受講すれば、その手法を社内で利用できるようになり、目的に応じてビジネスドックを実施できます。

  企業経営者・管理職とお話しているとしばしば「うちは顧問税理士がいるから経営士・コンサルタントのお世話にならなくても大丈夫です」ということを聞きます。税理士の先生の中には有能な先生もいますので、そのような顧問の先生がいる企業では経営士・コンサルタントは不要かも知れません。

  しかし、一口に経営士・コンサルタントといっても、専門分野がいろいろとあります。脳の病気の時に、内科の先生に手術をしてもらうよりは、脳外科の先生の手術を選ぶでしょう。士業も同じで、「餅は餅屋」なのです。

  「経営士・コンサルタントの顧問料は高い」と思い込んでいる人が多いですが、「投資対効果」を考えますと決して顧問料は高くはありません。「家庭医」「かかりつけ医」を持つように気軽に経営士・コンサルタントをビジネスブレインの一人として受け入れましょう。

 「起死回生」
 倒産しかけている、絶望的な絶体絶命の状態から立ち直ることは、奇跡に近いことを知っておくべきではないでしょうか。
 

 

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 

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