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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する22 会話に溶け込めない人に対する救いの手 Ab22

2023-10-14 12:03:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する22 会話に溶け込めない人に対する救いの手 Ab22
 
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
 
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

■22 会話に溶け込めない人に対する救いの手 Ab22

 

 経営コンサルタントという仕事柄、社員研修を依頼されることが多いです。社員研修の場合には、できる限り受講者と密に接することを望んでいます。

 実施企業側の予算の関係で、人数が多くなることもありますが、研修担当者には、最大でも30名、できれば20名以下になるようにお願いします。

 何百人という講演会などではできないことですが、研修のはじめに、「研修中、どなたも、1回は、質問なり、発言なりをして下さい」と一言付け加えます。

 それでも、発言をしない人は必ずいます。

 その様なときには、指名して、「先ほどお話ししました○○の件について、あなたの部署ではいかがですか?」というような投げかけをします。

 中には、それでも口を開かない人がいます。

 その様なときには、「そのお隣の方はいかがですか」と続けます。隣の人というのは、大概、仲間であったり、研修前に言葉を隣同士で交わしていたりしていることが多いです。

 その方の発言に対して、「先ほどのお隣さん、お隣さんは、あのようにおっしゃっていますが、あなたも同じご意見ですか?」とクローズド・クエスチョン(yesまたはnoで答えられる質問法)で問いを投げかけます。

 クローズド・クエスチョンですと、応えやすいですので、「一言でも」という軽舟前の私のお願いに合致するのです。<笑い>


 研修会では、自分がリーダーシップを取れますが、数人の飲み会とか会議などでは、自分が幹事や議長でない限り、あまりリーダーシップを発揮しすぎることは好ましくないことがあります。

 しかし、経営コンサルタントというお節介焼きですので、何も言わない人がいますと、黙っていられません。

 「そういえば、○○さんは、山形のご出身でしたよね。ご実家では、果物などをおつくりですか?」というように、その人の身近なことで言葉を投げかけます。

 平素から、各人のプロフィールのうち、ひとつやふたつを覚えておくようにしています。そうしますのと、このような時に役立ちます。

  (ドアノブ)
 
 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月13日 ブログ紹介【今日は何の日】 毎日お届け

2023-10-14 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月13日 ブログ紹介【今日は何の日】 毎日お届け

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 経営コンサルタントを目指す人の集まりで、ミニセミナーを行いました。

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ◆ブログ紹介【今日は何の日】 毎日お届け

 

  一年365日、毎日が何かの日です。

 二十四節気など、季節を表す日もあります。

 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。

 誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。

 経営者やビジネスパーソン、経営コンサルタントも、これらをネタに、情報を発信すると、関連したり、異なったりする情報が入りやすくなります。

 毎朝お届けしていますので、ご覧下さると幸いです。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/ca37c87a8261a664a97fb8d67479879e

 

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 宵越しの銭を持たねい江戸っ子はおしゃれだったのですね 1013


 江戸っ子は、宵越しの銭を持たない、気っぷの良さがしばしば話題に上ります。

 江戸弁と言えば、べらんめい調で、「宵越しの銭は、持たねい」の「ねい」は、江戸弁の特徴のひとつでしょう。

 当ブログで、以前にも書きましたが、「宵越しの銭」、すなわち、寝る前にすべての銭を使い切ってしまい、銭なしで宵を超し、朝を迎えると言う意味です。

 ここで、間違えて欲しくないのは、江戸っ子は、無一文、すっからかんで、朝を迎えるということではないのです。

 では、なぜ、「宵越しの銭を持たない」というのでしょうか。

 それは、金(かね)と銭を江戸時代には使い分けていたのです。

 銭というのは、小金(こがね)のことで、現代風に言いますと、コインのことを「銭」と言っていたのです。


 気っ風の良い江戸情緒は、おしゃれにも相当気を遣っていたことが、杉浦日向子女史のお話からも窺えますね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/d2ffa68bcf3634f0242ba0783dba569a

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
 
【これまでお話】
 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 人事というのは、競馬の予想のような下馬評が走り回るのがサラリーマン世界の常です。そのような中、トップ間での人選は進みます。角菊事業部長は、自分の推薦順位の高いものから三名のリストを福田社長に提出するのですが、福田の顔はさえません。角菊には、福田の腹の内を読めないでいます。
 角菊事業部長は、次回の福田社長との人事ミーティングで、自分の考えをキチンと伝え、自分の提案が通るように、じっくりと考えた上で資料作成をしました。準備万端で社長との面談に臨むのですが、なぜか落ち着かない角菊です。ドキドキしながら提案資料を手渡すと、「すばらしできの資料だ」と専務からお褒めの言葉をいただいたのですが・・・

    最新号 
 

【過去のタイトル】

 1.人選 1ドル360円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理 下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑 人事推薦本命を確実にする資料作り 有益資料へのお褒めのお言葉

 

【バックナンバー】

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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