■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月12日 ◇コンサルタント・士業の話術 ◇あたりまえ経営のすすめシリーズのコンセプト ◇スキーとスノーボード
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
1月12日
小さな切り傷などに使うガーゼの付いたテープですが、その呼び名が地域によって異なるそうです。
私がアメリカにいたときには、アメリカ人は「バンドエイド」と呼んでいました。
アメリカでは、固有名詞を普通名刺代わりによく使います。例えば、複写機のことは、それがどこのメーカーのものでも「ゼロックス」、コンピュータ室(当時はPCは利用されていない)を「IBMルーム」、ティッシュペーパーは、「クリネックス」というように、日常的に普通名詞として使っています。
日本では、どうか、ということで、バンドエイド(ジョンソン・エンド・ジョンソンの商標)の日本代理店が調べたところ、大都市では「バンドエイド」が主流だそうです。
それ以外では、スエーデンの「サビオ」やこの分野老舗の「カットバン」、それ以外にも「リバテープ」「キズリバテープ」「キズバン」など主に6種の呼び名があるそうです。
呼び名で、どこの地域の人かが解るということも、おもしろいですね。(出典:阿蘇製薬株式会社)
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ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。
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■【あたりまえ経営のすすめ】シリーズのコンセプト
1970年代から、顧問契約を主体としました経営コンサルタント業に就いて、「【心 de 経営】あたり前のことをあたり前にできる企業”創り”」をコンセプトにしてきました。
現役最後のライフワークは、これまでの経験の集大成として「あたりまえ経営のきょうか書」をまとめ上げたいと考えています。
先日、ある人から、「なぜ"教科書"ではなく、"きょうか書"なのかを考えてみました」とメールがありました。
「教科書」だと学校のイメージが強く、「固い」表現ですので、沢山の人に読んでいただくために「きょうか書」と柔らかくしているのですねという自己解説がついていました。
私は、平素、「それなりの人は、何かをするときに、それなりの意味を持って行動していますので、それを推測することが、人を見る目に繋がる」ということをいっています。
大半の人は、「この筆者は教科書という漢字を知らないのだ」とは考えるでしょう。しかし、この人は、そのように考えないで、私のこの言葉を重視して、上述のように好意的に解釈をしてくれたのです。
多くの読者の皆さんは、お解りくださっていますように、「きょうか書」という表現の一つは「教科書」です。その表記では、「原点に戻り、改めて謙虚に勉強しなおす」という意味を伝えたいのです。
また、同じ「きょうか書」で、「強化書」、すなわち、「あたりまえ経営」を「強化する」ための書物ということを表したいと考えたのです。すなわち「きょうか書」に二つの意味を持たせているのです。
蛇足ながら、経営コンサルタントが持つ”お節介焼き精神”から、付け加えさせていただきました。
これから、複数のカテゴリーに分類して、感じた都度、徒然に記述してまいります。「あたり前」のことを書くのですから、読者の皆様はご存知のことです。ただ、行間を読んでくださいますと「別の意味」「別の意図」も感じていただけると思います。
どうぞ、末永くご愛読くださるよう、お願い申し上げます。
■【今日のおすすめ】
【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 繁忙期が偏る農機具メーカー、課題は働き方改 3607-4a19
不況な時代でも、元気な会社、はりっきっている社長さんがいます。彼等の多くに共通していることが「不況に強い企業でありたい」ということです。不況期でも普通に経営できる、「普況」という考え方を持ちたいです。
普況を続けられた結果が、富める企業、すなわち「富況」に繋がるのです。否、そのような企業は、いつも「富況」で、富況が普況なのです。「不況」を「普況」に、「普況」から「富況」になる企業創りを、半世紀ほどにわたって経営コンサルタントとして「布教」してきました。
これからも「不況・普況・富況・布教」という言葉を連発するつもりです。「またか~」と、嫌な顔をなさらないでください。<笑い>
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【きょうの人】 0113 宗峰妙超 入滅 (大燈国師) 京都の大徳寺の開山
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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■ コンサルタント・士業のためのセールストーク改善術 7771
私が経営コンサルタントとして駆け出しの頃、先輩が「コンサルタントはセールスマンたれ」としきりに言っていました。すなわち、コンサルタント・士業にとっても「受注」なしではやって行けないのです。そのためには、コンサルタント・士業としての成功セールススキルを磨くことが不可欠です。
ところが、成功していない多くのコンサルタント・士業は「俺は、営業が苦手だから」ということを口にします。「それなら、コンサルタントになるのをやめたら」と言いたいところをグッとこらえることが多々あります。
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コンサルタント・士業は、しばしば講演・セミナーや顧問先でPDCAの話をしたり、その重要性を強調したりするでしょう。ところが自分自身は、PDCAの精神を忘れ、行き当たりばったり営業をしているのではないでしょうか。
私が商社勤務10年の経験で学んだことは、「営業活動はPDCAである」ということです。PDCAを回すことは、自分自身を振り返る機会を作ることです。コンサルタント・士業として自分は偉いのだとふんぞり返るのではなく、謙虚に原点に戻って、PDCAを回すことです。
見込みクライアント訪問の前に、相手は、どの様な企業・組織なのかの情報を入手し、訪問の際には、どのように商談を進めたら良いのか、当該するハンドアウト(提供資料)はなにか、等々を「P:計画(Plan)」としてキチンと準備します。
「D:実行(Do)」段階では、準備に基づき進めますが、臨機応変に部分変更をしながら商談を進めます。経験の浅い頃は、自分のセールストークを録音しておくようにしました。
「C:チェック(check)」は、成功・失敗の理由・原因を追及します。その際に録音しておいたセールストークは、良い検討材料となります。
その上で「A:改善対応策(Act)」を重考(繰り返し熟考)し、次の「P:計画(Plan)」に結び付けます。
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コンサルタント・士業といえども、PDCAによる営業活動の基本は同じです。できるコンサルタント・士業には、謙虚に自分を見つめ、原則を大切にしている人が多いのです。
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■ スキーとスノーボード 112
かつて、スキー人気が高い時期には、私のクライアントさんの社員さんは年末休みに入ると夜行バスで往復して、仲間と共にスキーを楽しむというようなハードスケジュールがあたり前でした。
近年のゲレンデでは、スキーヤーと共に、スノーボードを楽しむ人とが入り混じっています。
テレビを見ていますと、衝突などの危険はないのかと心配になります。
スキーとスノーボードとを分けているスキー場もあるようですね。
怪我をすることなく、楽しんでください。
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東京五輪の最初の金メダルが、十代の人達による、スケボーであったことから、子供達の間で人気が高まっているようですね。
将来のオリンピック選手の層が厚くなってくると思います。
一方で、練習施設の充実が伴いませんと、路上などでの遊びとなり、危険も高まりますので、親御さんも心配なのではないでしょうか。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- 【経営コンサルタントへの道】6. 経営コンサルタントになるための資格取得 1.コンサルタント資格
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